待望の新月期、けれど寒さ厳しく遠征地は積雪、ノーマルタイヤでは行くことも叶わない。歳が明けた1日の夜、日没後の空には雲も無くニワトリに挑戦。名古屋市郊外の光害地ではあるけれど企業の休みの影響もあるのか多少は暗い空のような気がする。
夕ご飯の後庭に機材をセッティング、暖かな部屋から出ると寒さが身に染みる
22時前から撮影を始める。
オリオンの三ツ星が天頂近くまで昇ってきたので鏡筒をM42に向けてステラショットを立ち上げ、シリウスとリゲルでアライメント。でPHD2でキャリブレーションした後撮影開始。M42星雲中心部のトラペジウムを分離するべく露出時間を変えて撮影すればHDR処理で分離可能となる。
日が変わり子午線を越えるあたりで終了し次にNGC2237の”バラ星雲”を狙ってみた。この日はkasaiのフィールドフラットナーにQBPフィルターを付けて撮影。撮って出し画像でも星雲が見えるのはやはり空はいつもより暗い。
ISO1100で300秒の露光 NEFファイルをJPEGで縮小保存したもの

途中でバランスウエイトが下がってしまって何枚が流れてしまったが8枚が使えたのでpixinsightで処理を行う。所がPixを使うのが1ケ月振りですっかり手順を忘れてしまっておりいよいよ脳細胞がグズグズに溶けてきているようだ。
何とかノートを見ながら処理してみたが基本的なことしかできなかった。
その画像をPhotoshopに渡して完成させてみたが庭でこれだけ撮れれば良しとしよう
BIASは使用したがフラット、ダーク画像は撮影しなかったので使用せず

豊田市方面のトヨタ系企業の休みで空が多少暗くなっていたのが功を奏したようです。前に近くの田んぼの中で撮った時はHαの色は殆ど確認できませんでしたから。なのでストレッチもそれ程強くしなくても良く周辺減光もあまり気になりませんでした。今回はABEで処理しました。
元気村も雪で要スタッドレスとなっていましたね。
面の木辺りは雪が多そうで、除雪しないと機材も置けないので行くのを止めました。