冷却C-MOSカメラを導入後、コード地獄から逃れようとWifiアダプターを買ったり、デジ1では使えたステラショットが安さにつられて導入したC-MOSカメラでは使うことができず撮影制御ソフトを「N.I.N.A.」に変更したのだがWifi接続が不安定だったりフリーズしたり安定性に欠けなかなか思うようにできなかったこの2ケ月余り。一時は7年前に撮影用として購入したPCの所為かと買い替えも考えたが他に何か良い方法ないものかと思っていた。
ASCOM-EQMODハンドコントローラーをPCダイレクトにして使うことはできたがRC232シリアル変換ケーブルを使えばもっと簡単にできるのでamazonで件のケーブルを買ったのだがマウントを認識しない。仕方なくAlliexpressで見つけたケーブル屋さんから再度購入。心配だったが届いたケーブルはちゃんとFTDI社のチップを使っているらしく家でテストしてみると接続はOK。
先日、まだ上弦の月も大きく24時過ぎには昇ってくるが天気も良かったので旭高原に向かった。春の空なので今一つのシーイングだが6時間ぐらいは撮影できるのでうまくいけば2時間づづ3対象を撮ろうと計画
NINAを立ち上げおおぐま座のフェクダを導入、プレートソルビングすると画面の真ん中へ入って来た(プレートソルバーはASTAP)そしてフレーミング画面でM106を選んで導入するとフェクダの近くなのでほぼ一発で真ん中近くまできてくれた。更にプレートソルブを行うと中心になったのでカメラの冷却も−10℃まで下げて撮影スタート (どうもこのカメラのドライバーが良くないのか冷却機能が弱い。海外サイトでは新たなドライバーがアップされているが日本のサイトではまだ更新されていないのは何故だろう)
新たなドライバーが2/23付けで更新されていた
結局この日は最後までソフトの不具合もなく順調に撮影ができたのが一番の収穫。この3ケ月近く家の中やニワトリでテストしてなかなか思うように制御できず悶々としてきたがどうやらこれで一件落着となった、のかな?

M65、M66、NGC3628は、しし座のトリオ銀河で三つ子銀河 とも言われている 地球からの距離は凡そ3500万光年
アドバイスいただいたお陰もあり何とかEQMODでいけました。有難うございます。
まもなく夏の天の川の季節ですね。楽しみです。