ほぼ満月だった昨日の夜、以前に購入しておいたワンショットナローバンドフィルター(SV220)の効果はどの程度あるのだろうと夕食後庭に機材を拡げてテスト撮影をしてみた。
当然ながら空は相当明るく、2等星の北極星も何とか確認できる程度だったが極軸合わせもでき準備完了。
半値幅(7nm)なのでアライメント星が見つかるかどうか心配だったがこの夜も何故かベガを導入してもプレートソルビングのエラーが出てしまう。
けれどガーネットスターの近くのIC1396を導入すると真ん中に入って来たので撮影スタート。ピントの追い込みも十分できなかったけれど撮影後の撮って出し画像を見るとIC1396がかすかに写っているのには驚かされる。
最も近くにあるLED街路灯や空のカブリも酷いので暗い空で撮ったものとは比較できない
電線が通っていたがシグマクリッピングでスタックすると消えてくれた
ゲイン300で300秒×9枚を処理してみた。
この後、網状星雲と北アメリカ星雲を数枚づつ撮影。
前に使っていたQBPフィルターに比べ光害地でのデュアルバンドフィルターの効果は遥かに大きいことが分かったが画像処理は難易度高し

6月3日 自宅庭にて
Borg71FL+レデューサー/EQ6Pro
SV405CC −5℃ SVBONY SV220フィルター 300秒×9枚 ゲイン300
N.I.N.A.
Pixinsight、Photoshop
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