サラリーマン現役の頃,うまい日本酒があるのを教えてくれたのが同じ名古屋出身の先輩だったSさん。それまで酒と云えば灘の酒に代表される大手酒造メーカーの有名な酒しか知らなかったが巷では地酒がブームになりつつある頃だった気がする。Sさんが好きだった青森の「田酒」を教えてもらい始めて飲んだ時、その旨さにビックリ それ以来酒を冷やして飲むことを知った。
港区の溜池にあった会社から歩いて10分程、霞が関に「鈴傳」という飲み屋がありよく通った。(もう10年以上前に閉店)本店は四谷の酒屋さんが経営しており、酒の本も執筆していた温厚な主人が各地の蔵元から美味しい酒を仕入れてここで吞ませてくれるのでいつも5時オープンと同時に満員になる店だった。各種つまみも美味しくしかもお酒も全国のうまい酒が色々揃えてあった。今は超有名になってしまったけれど山形の「十四代」も本丸なら正1合で確か550円だった。元々1升瓶が定価2千円台の酒だ。が今検索してみたら1升瓶で5万以上するという。ブローカーが暗躍しているのか?きちんと冷暗所で保存されているのかどうかも怪しいだろう
Sさんから1升3千円迄でうまい日本酒は探せばいくらでもあるということを教えてもらいそれ以上するものは買わないようにしてきた。とは云え今地元のスーパー等にも行ってもやはり幅を利かせているのは大手メーカーの酒が多い。
そんな訳で普段余り日本酒は飲んでいないが正月はやっぱり酒だ。
で、岐阜多治見市の蔵元まで行って購入。45%まで米を磨き上げた純米大吟だ、流石に3千円とは行かず多少値上げとなっていたが許容範囲。
それと娘が送ってくれる島根の銘酒「王碌」があるので正月の楽しみ。
酒を買った帰り,久し振りに潮見の森公園に行ってみた
標高500m位にある駐車場から展望台へ
晴れてはいたがやや霞んでいたため見通しは良くなかったが、ここの展望台からは360℃見渡すことができ、名古屋市内や遠く加賀白山、木曽御嶽山、中央アルプスの峰々まで見渡すことができる好ポイント
名古屋市内のビル群
御嶽山はここから直線距離で約70km
中央アルプス駒ヶ岳方面は約80km位
その前に位置する恵那山 ここから見る山容はたおやかだが登るのはなかなか体力を要求される百名山だ
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