それまでの寒さと打って変わって暖かくなった先週は19日頃までのGPVで20日は朝まで快晴予報だったので期待していたが、朝起きて予報を見ると一転曇りになってし
まっていた。このパターンも最近良くあるような気がする。
しかし、翌週になると西から低気圧が近づき、更に週半ばには寒気が来る予報だったのでダメもとで20日夕方元気村に向かいました。
到着時は南と西に低い雲はあるものの星が見えています。この分では暫くは大丈夫そうと早めに撮影開始と機材を設置し始めたのですが極軸合わせをするとどうもお
かしい。いつもの極軸パターンの位置と変わってしまっています。使っている電子極望「ss-oneポーラー」センターが狂ってしまっていました。この前具合が悪く見
て貰ったのでその影響かもしれない。取説をダウンロードしてそれを見ながら赤道儀をシリウスに向け、センター出し作業。暗い中では完璧にはいかないが、後は
PHD2に頑張ってもらおうと撮影をスタートするがこれで1時間のロス。
その頃には西から雲も段々昇ってきた。南中間近の馬頭星雲を撮った後、カゴメ星雲に向けた頃には時折、雲に覆われて0時前には撤収しました。
合間にグルグルを撮ろうと北天方向に向けてD300sとTamron15-30mmで撮影。あぷらなーとさん考案のイーブンオッド法による切れ目のない比較明画像をテスト
しようという訳です。しかし満充電しておいた電池がたった250枚で終了(予備電池を忘れてしまった)した上にインターバル撮影途中で何回かシャッターがきれてお
らず失敗。この夜現地は零下まで下がっておらず暖かな夜だったが電池の消耗は予想以上でした。
比較明はぴんたんさん作成のフラットエイドプロで作成しました。
遠征 トラブルもあったみたいですが、この時期撮影できる環境が羨ましい....
うちとこは 現在またまた 絶賛降雪中です。
幸い暖かかったので道路に雪が無く新月期最後の駆け込みで何とか撮影できました。
天文ファンにとっては日本海側はこの季節は厳しいですね。雲が無ければシーイングはいいんでしょうが。
そうなんですよ。輝度がグラフの設定で変化させることが出来るので一味違うグルグルが演出できますよ。
しかも有難いことにこの機能はフリーで使うことができるようになっていますし。
実は期待していた「イーブンオッド法」ですがD300sではTIFFもJPEGも処理不能でした。なのでこれは普通の比較明で処理しました。
何かカメラの不具合もあったので次回は他のカメラで試してみようと思っていますよ。