昨日は一日中良い天気。夕方GPV気象予報を見てみると、ほぼ一晩中雲もなさそう。
という事で先日届いたポタ赤「Higrasi」を車に積んで20時過ぎにいつも行く山の上に向かいました。
着いてみると雲は無いけれど澄み切った秋の夜空とは違ってどんよりとした感じです。それでも星は見えるのでさっそくセッティングに入ります。気温10℃以下。
赤道儀というのは地球の自転と並行に動いて星の動きに合わせ長時間の露出でも流れないようにするのが目的ですから、キチンと並行移動するべく極軸合わせという作業が必要とのこと
Higrasiを三脚雲台に乗せ、カメラを自由雲台に取り付けポタ赤本体の穴から覗いて北極星を穴から見えるようにしなければならないのですが老眼の目ではなかなか追い込むことが難しいで
す。ところが北極星というのは真の真北の位置ではなく実は少しずれているとのこと。このずれの位置関係が全く分からない。
まあ広角レンズなら穴に北極星が入っていればそこそこ大丈夫らしいので14mmや28~75mmズームを使ってやってみました。ところが湿度がすごく高かったようで直ぐレンズに夜露がつい
てしまいます。一応防止用のカイロを持って行ったけれど直ぐレンズがべっとり。これではいけません
それでも120秒で設定し撮ってみると流れていません
↓オリオン方向の写真は75mmですから普通120秒なら結構流れてしまいますがちゃんと星が止まっています。ピンク色したオリオン大星雲確認できます。夜露で濡れたのでソフトフィルタ
ーを使ったような感じにも見えます。