韓国大統領ムン・ジェインは親日を清算するという。
まさか親日家を粛正しようというのではないだろう。
しかし過激派は粛正と受け取るかもしれない。
親日家は粛正を恐れて沈黙するだろう。
日韓関係の悪化は避けられない。
しかしそれは必ずしも悪いことではない。
もやもやとしたまま推移してきた日韓関係を、
いったん明白な敵対関係にすることは、
あらためて歴史問題を考えさせるきっかけとなる。
その論争はこれまで双方の自己正当化空中戦で不毛だったが、
情報が自由に行き交うネット時代、
かき混ぜられた論争の泥漿のなかから真実が芽を出すだろう。
おそらくすでに見えないところで発芽している。
それが様々な屈折を経て徐々に成長するのだ。
といっても簡単ではない、何十年という時間がかかる。
言っておくが、
金持ち喧嘩せずなどといって高慢に構えていてはいけない。
謙虚に歴史を振り返ってみよう、相手の立場に立って。
それが君子の道である。
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