がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

2号機の扉開放・・・遅すぎる

2011年06月16日 | 原発
以前から指摘していた2号機の扉の開放をやっと決めたらしい・・・遅すぎるだろう!

何故か、意図的に遅らせているように感じるなぁ・・・

私でも気がつくことは、現場でいくらでも考えられるはずだから・・・

http://blog.goo.ne.jp/genshiryoku_2011/e/c89c1277ab79814f3f9a7dc96c9e761d

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事故発生から3ヶ月経過・・・進捗は?

2011年06月16日 | 原発
3月11日の東日本大震災により、原発が津波に襲われ、電源喪失から始まった

今回の事故から3ヶ月が経過しました。

その間、原子炉冷却を目的とした作業が継続して行われて来ましたが、この3ヶ月で

安定的冷却に向けて、何が進展したのかを考えてみました。


冷却対象は、原子炉と使用済み燃料プール。

原子炉冷却は、仮設ポンプと仮設ホースによる淡水注入中であり、当初の対策から

何も変わっていない・・・

使用済み燃料プールは、1号機で熱交換器を設置して、安定的な冷却が出来るように

なっている。2・3号機については、仮設ポンプと一部既設配管を利用し淡水注入が継続されている。

4号機は、生コン圧送車による淡水注入が続いている。


こうして整理してみると、工事の進捗が遅いように感じる・・・

その理由は、タービン建屋の大量の汚染水・各原子炉建屋内の高線量等の原因が

言われているが、それを考慮しても・・・・・遅くない??


使用済み燃料プールの対策は、1号機で成功しているので、同じ方法で進めることが

やっと決まり、今後は、順次進められるのだろう。

通常は、作業を平行して進めるが、実施の可否を一番やりやすい1号機でやってみて

それで、可能であるという判断をしてから、次のステップに移るという考え方の為に

進捗が遅いのだろう。


問題は、原子炉の冷却で・・・事故後、何も変わっていないのだ。

現場では、色々な施策が講じられていると思うが、何も報道されない。

報道されるのは、原子炉冷却で注入した水が原子炉建屋・タービン建屋へ流出した

汚染水の処理についてのみ・・・

冷却については先日記事にしたが、このままの状態がしばらく続いてしまうのだろう・・・

当然、公表された工程表など守れるはずがない!

現地工程・作業内容を明らかにして欲しいものだ!

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