がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

「福島原発行動隊」始動・・・収束作業で現場視察―リタイア組400人志願

2011年07月04日 | 原発
この記事を見て「やっぱり、出てきたか!」という印象を受けた。

志願の理由は、原発では、高い放射線量で被ばくする作業員が相次ぎ、人手不足が深刻化している。

「若い人よりも被ばくによる影響が小さいわれわれ引退組が作業に当たった方がいい」と呼び掛けに

6月末現在で、60歳以上の約400人が参加を表明したほか、約1200人が支援を申し出た。

という事だった。

この年代の人たちは、自分たちが原子力発電所の礎を築いてきたという自負があり、

自分たちが行けば、効率良く収束させられると感じているのだろう。

そして、その自己犠牲の精神には敬意をはらう。

私の師匠に当たる年代の方々が現場に行かれるに当たって、私には大きな不安が2つある・・・


1.体力が持つのか?

 どんな職種の方々が志願されたのか判らないが、初期の定期検査に従事していた方々は、

 重装備をしての作業がどれ程きつい作業なのかを知っているから、簡単には志願しない

 ような気がする。本当に作業員として行くつもりなのだろうか?

 夏場の作業で、熱中症になりやすい環境で事故無く作業が出来るのだろうか?

2.指揮命令系統が崩壊しないか?

 元放射線管理士、元原子炉設計技術者ら計5人で7月中旬に現地に入り、同原発の吉田昌郎所長

 とも意見交換し、実際にどのような任務に就くかは視察を踏まえて検討するが、当面は原発周辺の

 がれきを重機で除去する作業などを想定しているという事だが・・・

 作業に行くのに何故視察が必要なのか?何とも理解出来ない。

 視察に入る以前の職種を見ても、収束作業に対する自分の意見を持った方々なのだと推察される。

 年功序列で会社生活を送って来た方々が、現在の作業体制にすんなり入れるのだろうか?

 指揮命令系統が崩壊しなければいいが・・・


いみじくも私の大先輩であり、今は悠々自適の生活をしておられる方が言っていた

「何やってるんだろうねぇ~お兄ちゃんたちは・・・しっかりと出来ないのかぁ~?」

皆さんそんな思いがあるのだと思う。。

事故が無く・頭でっかちの体制にならなければいいが・・・

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