がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

廃炉向けた工程表案明らかに

2011年07月12日 | 原発
廃炉に向けた作業の大まかな時期が発表された。その内容は、

廃炉に向けての作業は、まず1号機から4号機の使用済み燃料プールに保管されている

核燃料の取り出しを3年後の2014年度の初めに開始し、2016年度の末以降順次

各号機で終えたいとしています。

最も重要となる溶け落ちた核燃料を取り出す作業については、10年後の2021年度

から開始することを仮の目標とし、必要な技術開発を進めていくとした。

ということは、私が一番危惧している使用済み燃料プールが3年間そのままになるという

事だ。

きっと、建屋のカバーをするから放射性物質の拡散が無くなるから大丈夫という見解なの

だろうが、それは当たり前の事で、建屋の強度が一番心配なのだ。

これから3年・・・いや6年間もの間、地震がある度にビクビクする事になる。

東日本大震災のような規模の地震が来たら、きっと建屋はもたないだろう。

原子炉内の燃料取り出しには、相当の時間が掛かるのは判るが、燃料の殆どは原子炉内に

存在するので、ある程度閉じ込めが出来ていると判断しているのだろうが・・・

燃料プール内の燃料の取り出しについて、現在は、有効な手段が無いのだが、何とか

その時期を早めて欲しいものだ。

最近東電の発表を担当している、ブースカは「まず1~4号機の原子炉建屋内のプール

から使用済み燃料を搬出するには、プールのある作業フロアに大量に落ちているがれきを重機で

撤去する必要がある。次に大破した建屋を覆う強固な「コンテナ」を建設し、天井にクレーンを

装備したり、燃料交換機を復旧させたりした上で、輸送用の容器(キャスク)に燃料を入れて搬出する」

と言っており、天井クレーン・燃料交換機を復旧させるなどとあり得ない事を平気で言うあたり

「本当にアイデアが無いです!」と言っているようなものだ。

日立・東芝・IHIが皆で頭を捻って頑張るしかないんだろうな!(東電は金だけ用意すればいい)

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