堺の不動産屋さん

堺市の御堂筋沿線を中心に不動産活動をしています。ここでは社員のちょっとした日常や不動産情報を掲載しています。

景気と不動産(金利応用編)

2009-05-12 | 不動産の情報

みなさんこんにちわ営業のホアシです。

ブログを長谷川さんにお願いしていてサボっていました

では、前回からの続きで書き込みさせて頂きます。

先日、不動産セミナーに参加して来ました。

『不動産業経営の立場からも今後の金融情勢が大きく影響を及ぼす』と言った事がセミナーの中心でした、無論購入者にとっても重要な事だと感じます。

購入者の大半が住宅ローンを利用されます、前回のブログでもお伝えした様に変動金利を中心として、お話しさせて頂いています。

住宅ローンは35年間(最大※1)の永く利用ローンです、一概には言えませんが、例えば『20年位で返済したいので20年ローンでお願いします』と言った場合でも、当社では購入者の年齢にもよりますが、『35年で月々の金額を抑える方がいいのではないでしょうか?』と勧める場合も有ります。

なぜなら、10年後の家庭環境やお仕事の状況が変わっているかもしれません。住宅ローンは贅沢品を購入して返済していく消費ローンよりも家計の中に含まれる必要経費の要素が大きいからです。

あくまでも個人的意見ですが、変動金利の場合は金利の変動リスクはありますが、私が不動産営業を始めた平成7年の変動金利は都市銀行の店頭金利で2.675%でした、それから銀行不祥事等の事件もあり、2.5%へ下がり、金融不安や大型合併等で2.375%になり、一時期は2.5%に上がった事もありました。ここ1・2年で2.875%まで上がった金利は米国のサブプライム問題等で2.475%まで下がり昇降状態が続いています。※2

ここで過去を見て頂きたいのですが、最大が2.875%で最低が2.375%で推移しています、つまりこの14年間で結果0.5%の幅での推移です。

変動金利は短期プライムレート(短プラ)に連動しています、興味のある方は日銀のホームページで短プラの金利推移が見てます、だいたい短プラレート+1.0%が変動金利の店頭金利となっていますので、参考にしてください。

住宅ローンは購入者一人ひとり考え方や人生設計や家族構成によって違いはあります、変動金利の話ばかりでしたが、当然固定型で計画された方が良い人もいますので、担当の営業さんや実際に金融機関等でよくご相談された上で、良い住宅ローンを組まれる事をおすすめ致します。

※1:銀行によっては50年返済の商品も有ります。

※2:時期や金利は各銀行によって多少の違いは有ります。