僕のこのブログは昔から書いているので、現在の岩波先生のプログラムのやり方とは違っていることを書いています。
なので、現在のプログラムの内容について変更点を書いていきたいと思います。
・強い呼吸法、止める呼吸法は、家ではやらないこと。
雑念や短期的な呼吸法の効果の実感が得られますが、中期的には体を固くし、変性意識の深まりもストップさせてしまうため、現在では弱いゆっくりの呼吸をやるそうです。
・首や肩甲骨のストレッチをしっかりやること。
まずは肉体的に体を柔らかくしたほうが、より深くトランス状態に入ることができるため、ストレッチを呼吸法の前にしっかりをやって来ることが求められてます。
・ルーツ分析・整理作業は、一人ではあまりやらない。
昔のトラウマを一人で家でやっていると、皆が皆ではないですが、抑うつ状態がひどくなってしまうため、通った時に、トランス状態の余韻の中で思い浮かべて、執着を減らして、トラウマ処理をしていきます。ルーツ整理は確かにやればやるほど心がほっとしますが、それは山を乗り越えた人だけがそうなるだけで、底に至るまでは、コンディションが悪化する恐れが強いです。
・プラス暗示の入れ込みよりも、マイナスの障害となっているものの処理を優先。
プラス暗示をまだマイナスの処理、トラウマ解放させていない状態でやると、短期的に暗示が入っても、長く続かないためだそうです。
そこで、先生の誘導するトランス状態のあとの余韻の中で、過去のルーツや現在の最悪の状況を思い浮かべて、処理していくことを優先しています。土台からしっかりさせる、というかな。いびつなプラス暗示が入るよりは、バランスよくやっていったほうが僕もいいと思う。
昔よりもどんどん技術的に進化しているため、まだ回数が浅い人でも、感情の世界で抑圧処理ができているので、家での訓練をがんばってください。
先生の技術が上がっているからといって(昔からすごかったけど)、何にも家での課題をやらないで通うだけだと、もったいないです。
せっかくすごい技術とノウハウが東京と大阪で受けられるのだから、最大の効果を上げて、悩みに強い人間になったほうが絶対いいと思います。せっかくの安くないお金を払うのだから、それ以上の効果を回収しましょう!
あと当然ですが、先生も僕が受けた時よりも歳を重ねています。いつまでも受けられるものでもないですし、岩波先生が引退されたら、神経症を克服する術を僕らは失うことを意味します。ずっと神経症で辛苦を重ねて生きていかなくてはいけなくなることになります。今この貴重な時間を大事にしてください。神経症克服は時間との勝負だと僕は思います。