長治とてんもりのおっさん二人組、印度カリーを食む為、首里ポケマに昇り、HACHI公&同居人とんかつ、蕎麦、肉を求め徘徊する。美味いもん食いたいが為の餓鬼の如くの浅ましさよ、何時からこの様な肉欲の虜と相成り果てたか、ふと反省し、若いころROCK’N ROLLじゃ、レコード本、映画さえ在ればよし、食い物など腹が満ちればいいし、場合によっては楽器購入の為の飯抜きなど当たり前であった。
当然、酒は、空酒か、たまにはウインナーの2~3本で朝までやっつけるが漢(おとこ)酒。(神田様、その節はお世話になり申した)。時は過ぎ、いつの間にか音も立てずに大人になり、中落ち河豚さし煮込みてっちりその他もろもろ。酒を飲み語り合うはずが、食い物に心奪われる堕落の日々。
これではいかん、と最近は酒とほうれん草のおひたし少々か、もしくは肴無しで「これで良し、これが男の生きる道」と生活の柄をチェンジ!!(古)やはりこうでなくてはならぬわ。
しかしである、そうなると溺酔いの帰り際、胃袋方面「これ、この餓鬼、わしは空っぽで液体のみが虚しく揺れておるわ、なんとかせい」と酔脳に逆指令など発信。
「欲望に負けるもんか!!」と薄ら思考のHACHI公の脳髄に忍びよる影。苦悩と欲望との戦いの果てに辿りつくボトルネック。イッツ オートマチック(BY 宇多田光)
その時、神は迷える子羊ハチ達の前に、生麺とスープとネギと肉をあらしめた。(ついでに紅生姜まで)
「そばよ有れ」
そばが存在と実態を伴い実存する。こうなりゃ、食うしか無いよねっ。
あ~今日も欲望の勝ち。もしかして、そば中毒かも。保、何か怪しい薬など投入してる?
栄町ボトルネックのソバ500円也。打ち上げに啜る麺とスープの悦楽はプライスレス。