ロックなどという因果な音楽をやっている関係上、困った人に会う確率はかなり高く、たとえば先輩ドラマーの一夫さん(仮名)など音楽とか人付き合いの仕方、仕事の能力など優れているのたけれど一か所に落着けないという流浪の人生を送っている。社会人になり結婚し子供をもうけ独立して自分の店を持った頃、なんの兆候もなく失踪。4~5年後、別の街にふらっと現れ、傍らには若い彼女。前妻とのごたごたが解決し彼女と無事入籍、お腹には新しい命で時期出産ねっ、と周りは喜ぶも新妻の姉夫婦の現金などごそっと引き出してまたもや失踪。10年後、連絡を取り合っていた友人の説得で現れ、久々の再会では「HACHI、こんな俺でも許してくれるか?」と号泣しつつ飲食。別に何の被害もないHACHI公「いや~一夫さん(仮名)、大丈夫、KEEP ON ROCKING」などと無責任にエールを送り「これからは一緒にバンドでもやりましょう」などと居合わせた全員、熱く前向きに将来を語り合ったりして。その後しばらくして失踪。まだ現れず。
などと書いていたら別の困った人を思い出す。醤油みたいな名前の大御所バンドのSさん。こやつもとんでもない。尊敬する先輩ギタリスト惜しくも若くして他界。その通夜の席、仏様の亡骸の隣の部屋で沖縄ロックの重鎮の皆様方、ビール寿司などで故人を偲んでいたのだけど薬で頭が逝かれたか悪口を言いたい放題。「あやつは反逆児でしょうもない」(ロックはそうだろ~と心の中で突っ込み)とか周りがシラケるのも介さず喋りまくり、挙句の果ては居合わせた女性(同居人)にエロ視線を向け視姦開始。怒りと恥でいたたまれないHACHI公&同居人退散。
後日、葬式があり「Sってアホだよね~」などと噂などし、参列を済ませ那覇に帰る道すがら電話が入り「お~い、Sが香典泥棒で捕まったよ~」の事実に呆れるよりも苦笑い。後輩の香典を狙うとは・・・困ったア~パ~(あほ)である。前に婦女暴行で捕まった時は「足てびちあげようとしただけ」と言いはったらしい。ロックとは関係のない基地外。
初日 ちょうけん組長と対談。テーマ「人生夫婦または詩吟はよせんかい?」
二日 こじゃっち画伯と対談。テーマ「与儀十字路周辺の過去と今」
しばらくはそっとしておいてください。おねがいします。