1月28日(土)9時20分に起きる。室温7.1度。外は青空、雪雲が去ったようだ。
午後、昨日より少し暖かかったので、久しぶりに庭仕事した。先日、ホームセンターで買
ってきたアリッサムの苗を、ビオラのプランターに寄せ植えした。2株のビオラの真ん中
に植えると、春には白いアリッサムがプランターの縁から垂れ下がって咲き、にぎやかに
なるはず。このほか、小さな鉢植えで値が張って窮屈そうにしていたバイカウツギも、大
きめの鉢に植え替え。もう先日のような最強寒波が来ないことを祈る。
<プランターのビオラの間にアリッサム寄せ植え>
まだまだ寒い日が続くけど、少しずつ春の気配を感じるのは嬉しい。庭仕事も弾むという
ものだ。2月3日の節分、今年は南南東に向かって巻きずしを丸かじり、とか。お寿司屋
の陰謀とはいえ、楽しい行事。春を待とうじゃないか。
29日(日)9時25分に起きる。外はからりと晴れ、雲一つない青空。庭には霜柱が立って
いるけど、清々しい朝だ。
<庭にできた霜柱>
購読している新聞夕刊に「芥川、直木賞受賞作、どれから読む?」という記事が出ていた。
今回は両賞に男女一人ずつのダブル受賞で、芥川賞には兵庫県出身の女性教師、井戸川射子
(いこ)さんが輝いた。
記事では「1冊と言わず、全4冊の読み比べがオススメです」と結んでいるが、私は芥川賞
作品はどうも苦手。文章に難解なのが多く、読解力の乏しい私には理解しにくい。昔、大江
健三郎の芥川賞作品「飼育」を読んだが、よくわからず心に響かなかった。その時のトラウ
マ?か、芥川賞作品を敬遠するようになった。
芥川賞は純文学、直木賞は大衆文学分野で、と一応分けているという。そのためか直木賞作
品は面白く感じる。直木賞に並んでよく読む作品に、全国の本屋の店員さんたちが選ぶ「本
屋大賞」もある。毎年10位まで発表するから、興味引きそうな作品がたくさん並ぶ。
直木賞と本屋大賞ダブル受賞「蜂蜜と遠雷」(恩田陸、幻冬舎)、本屋大賞「夜のピクニッ
ク」(恩田陸、新潮文庫)、本屋大賞2位だけどホスピスで残り少ない日々を光に包まれ過
ごす「ライオンのおやつ」(小川糸、ポプラ文庫、)同4位のゴッホと日本人画商の運命的
な出会いを描いた「たゆたえとも沈まず」(原田マハ、幻冬舎)など感動した。
<本屋大賞2位の「ライオンのおやつ」>