リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

甲子園は猛虎祭り

2023-04-29 11:42:48 | 日記

4月27日(木)9時に起きる。きれいに晴れ、さわやかな朝。気温も昨日より暖かい感じ。

猫の額(と言ったらカナに叱られるかな)の庭だけど、季節の移ろいを見せている。

ツバキ、サザンカの花は散り果て、新芽の新緑も光沢ある深緑に衣替えしている。ツツジ、

コデマリ、パンジー・ビオラ、アネモネもピークを過ぎて散ったり、くたびれ始めた。

ロベリアは真っ盛り、スミソウ、シランも咲き始め、あやめは蕾が膨らんできた。初夏にか

けてにぎやかになるだろう。

 

今夜は久しぶりにニンジン、さやえんどうと煮込む「高野豆腐の甘煮」、牛肩ロース、新

玉ねぎ、インゲン豆、生シイタケ、モヤシで「ビーフオニオン」、イカの刺身(糸づくり)。

 

こんなことってあるんやね。プロ野球甲子園ナイター、タイガースとジャイアンツ戦、なん

となんと15-0で、タイガースの歴史的大勝利。前日4-8で負けた悔しさのうっ憤晴ら

ように打ちまくった。故障で出遅れた伊藤投手も快投、2安打無四球の完封勝ち。今年も

ジャイアンツ・キラー健在は、頼もしい限り。

良いことずくめの今夜のタイガース。こんなことはシーズン中にめったにない。とにかくめ

でたい。ネットでは「甲子園劇場は猛虎祭りに、燃えた、酔った、揺れた」と炎上している

明日から神宮でヤクルトと3連戦、この勢いで、がんばってや~

 

28日(金)8時50分に起きる。コープこうべに宅配日、注文したサラダ油など受け取る。

 

蔵出し写真を見ていたら、懐かしい岩手県・小岩井農場の有名な「一本桜」が出てきた。

2008年4月に角館ツアーに参加、名物の武家屋敷枝垂れ桜は、惜しくも散っていたが、

旅程の後半に組み込まれていた小岩井農場の一本桜は満開。後ろに名峰岩木山が見られる

が、あいにくの雨天で見えなかった。

人気のスポットらしく、農場に沿った沿道にはたくさんの観光客でにぎわっていた。15年

前の古い写真なので、現在ではどうかな、と心配したが、ネットで調べたらゃんと咲いて

る写真がアップされていた。

2007年4月からのNHK朝ドラ「どんど晴れ」のタイトルバックにも、登場している。

 

娘は会食とかで、一人夕食。例によって近くの肉屋さんで、黒毛和牛のスジ肉買ってこん

にゃく、豆腐、ゆで卵をぶち込んで煮込む「スジこんこん」だ。 

タイガース、今夜も元気。ヤクルトを美味しく飲み尽くして、4-0で連日の完封勝ち。

    <小岩井農場の一本桜(2008年4月撮影)>

     <沿道は観光客で賑わっていた>


春バテ

2023-04-27 12:06:32 | 日記

25日(火)9時25分に起きる、今朝も寒い。温度計は15度ちょっと。これ

では夏の花の芽も元気に出てこないのではないか、と心配する。

 

乗客106人と運転士が死亡したJR福知山線の未曽有の脱線事故から18年、犠牲

者の追悼会が開かれていた。

私にとっても忘れられない事故。定年退職間もなくで、ちょうど友人たちとの飲み

会で上京していた。東京支社に勤務していたので、手土産持って元職場を訪ねて行

ったところ、テレビで事故中継をしていた。場所は我が家から2キロほどの、JR福

知山線だという。信じられない気持ちで見入った。

日本の鉄道事故でも最大級の惨事と知り、言葉もなかったのを今も鮮明に覚えてい

る。

 

一日中寒い日だった。室内の温度計は15度半ばを示し、ホームこたつの電源を入れ

たら、カナが入って出てこなかった。午後から雨、梅田に勤めている娘に、デパ地下

で食材買い出しをしてもらう。

 

26日(水)9時10分に起きる。雨が降っているが、寒さは緩んで、昨日より暖かそう。

昨日からかなり降っているので、庭の草花はたっぷり水を吸っているだろう。

昼過ぎにお天気が回復したので、夕餉の食材の買い出し。今夜は簡単メニューにする

しよう。

とり手羽もと、玉ねぎ、トマトの水煮(缶詰)、セロリ(葉)で「とり手羽元のトマト

スープ」、「ちくわとキュウリの甘酢かけ」、「モズクとオクラの酢の物」他に惣菜で

ポテトサラダ。

ところがちくわを買うのを失念、急遽キュウリとわかめの甘酢賭けに変更。

娘の電話の問い合わせで「イクラとモズクの酢の物」と言ったら「イクラやなくてオク

やろ?」と訂正された。

 

暇なときに雑学サイト「雑学unun」を覗いている。今日は「トイレが詰まった時使う

スッポンと呼ばれる道具の本当の名前は」に出会った 。

答えは「ラバーカップ」というそうな。使い方として詰まったものをじっくり引っ張

り出すのが正解で、スポスポ何度も強く押したりすると詰り物が奥に行ってしまうの

でやめた方がいいそうだ。「ゆっくり押し込み、勢いよく引き抜く」。シンセツな使

い方も教えてくれている。

昔、長男がまだ幼児のころ、トイレ紙を大量に引き出し丸めて便器に流し、詰まった

ことがあった。例の器具をスポスポ強く押して、詰まった紙を排除したことを懐かく

思い出した。

 

寒い日が続いたので、夏花の種の発芽は遅れている。夏バテならぬ「春バテ」という

言葉があることを、テレビで知った。この時期、寒暖差の大きい季節に起こる体調不

良のことを指すようだ。蒔いた種が発芽しないのも、植物が「春バテ」にかかってい

るのだろうか。

   <春バテ?発芽が遅い育苗セルトレイ>

   

 


愚かなギャンブル政策

2023-04-25 11:56:51 | 日記

4月23日(日)9時10分に起きる。少し靄がかかった感じだけど、良い天気。日差しも

昨日より暖かい。布団を跳ね上げて、気持ちよく起きられる。

大阪市と大阪府が申請していたカジノ(を含む総合型リゾート施設=IR)が認可されたらし

い。きれいな言葉で粉飾しているが、要するにホテルなどリゾート施設の中に公営賭博場

(バクチ場)を認める、というのだ。

一攫千金の夢を求めて、バクチ好きの人間が集まり、昔なら「丁(ちょう)だ半(はん)

だ」とばかりに、カネを張って賭博する、ということ。それから上がるお金(テラ銭、あ

ぶく銭)が、府や市の懐(ふところ、財政)を潤す。

時代小説では、貧乏大名や旗本の下屋敷で、毎夜賭場を開いてサイコロとばくで商人や町

人たちを誘い込み、金を巻き上げる。たいていはいかさま賭博で、目つきの悪い用心棒が

目を光らせている・・・おなじみの風景が描かれている。

現代のカジノでは、サイコロの代わりにルーレットやブラックジャックなどで金銭を賭け

る。でも、賭け事、つまり賭博の本質は変わらない。ギャンブルによる悲劇も、後を絶た

ないだろう。カジノに癒着した組織の犯罪も起こるだろう。

なんでこんなバカげた物を、国が率先して「奨励」するのか、全く理解できない。ギャン

ブル依存症が出た場合に、専門の医療機関やカウンセラーも設けると言うから、ご念の入

ったこって。これほど愚かなるギャンブル政策は、他に知らない。

横浜市は誘致の撤回を表明したという。賢明な判断だ。

公営・公認のギャンブルは競馬、競輪、ボートレース、パチンコ(宝くじも含まれるか)

で、十分ではないか。

汗して働き納めた税金を生かして、政治をしてもらいたい。「あぶく銭」で国が栄えたた

めしがない。

 

24日(月)9時15分に起きる。どんより曇り、肌寒い陰気な朝だ。室内の温度計は15度。

午後になっても薄日は時々射すけど、暖かくならない。こんな日は暖かいなべ物ポトフを作

ろう。肉と大根以外は野菜庫にあるので、そのまま転用。他にホウレンソウの胡麻和え、惣

菜1点。

買い物途中に、真っ白いきれいな花が咲いているおうちがあったので、手入れしているご主

人に聞いたら「ツツジです」。さっそく写真を撮らせていただく。シベの周りが薄い黄色に

なっているのが特徴だとか。近づくととても良い香りがした。庭の奥の方からジャスミン

も香って来て、いい気分になった。

 
    <町内で出会った純白のツツジ.
 

 


トラにも村神様が降臨

2023-04-23 11:39:23 | 日記

4月21日(金)9時に起きる。雨戸を開けると靄がかった白い空、暖かい。

道路沿い花壇に清楚な青い花が今年も咲いた。名前が分からないままだったが、近所

の花友さんに聞いたら「シラーカンパニュラ」と教えてくれた。球根の花だそうで、

手入れしないでも咲く元気な花だという。よく見ればカンパニュラ(ツリガネソウ)

を小さくした花姿だ。記憶がないけど、昔、植えたのだろう。名前が分りすっきり。

このほか姫(ミニ)ライラック、コデマリ、ドイツスズランなど、小さい花も元気に

咲いている。

    🌸🌸🌸🌸 咲き競う、小さい花たち 🌸🌸🌸🌸  

   <二階から見下ろしたプランターのコデマリ>

    <下から仰ぎ見たコデマリ>

   <鉢植えの姫ライラック>

   <やっと名前が分かったシラーカンパニュラ>

   <可愛く花をつけたドイツスズラン>

花友さんからお赤飯いただく。留守中に来てくれたようで、インタホンのモニターに

はご主人が映っていた。わざわざ持ってきてくれたのだろう。赤飯が大好きなので早

速夕ご飯に、美味しくいただいた。

 

大阪ガスから給湯器の耐用年数(10年)が来たので、点検に来てもらったら「いつ

壊れても不思議じゃない」とのことで、更新することになった。お風呂、台所の給湯、

冬場の床暖房がこの給湯器に頼っているので、ダウンされると大変。新しい給湯器は

10年払いの方法があるが、私の年齢ではできない(あと10年生存は無理?)ので、

一括払いにする。

世界的な半導体不足で生産が遅れていて、5月末に更新の予定。

 

娘は学生たちを引率して、京都の美術展見学だったので、3時半に帰宅。家事は任せ

て、主夫業は返上する。

 

22日(土)9時20分起床、よく晴れた気持ちの良い朝(少し遅いけど)だ。

午後から風も冷たくなってきた。一度片づけた湯たんぽも、今夜は必要になりそう。

 

トラにも村神様が降臨した」とネットで沸いている。ヤクルトの村神様は打の若き

3冠王だけど、こちらはタイガース村上頌樹投手。前回の巨人戦から、今日の中日戦

まで、試合をまたいで11回パーフェクト(一人も走者出さないこと)。公式記録に

は残らないが、見事な完投・完封勝利だ。

打でも先制点につなげる安打を放つ二刀流。名古屋でどえりゃ~ことをやってくれた。

今年一軍に昇格して、前回の巨人戦で7回パーフェクト、今回は中日相手に4回まで一

人も走者出さず2-0で完投・完封、初勝利を飾った。

岡田監督も絶賛「もう言うことないわ。あとは村上に聞いたってくれ。お~ん」

村上投手は兵庫県淡路島出身、2020年ドラフト6位、24歳。推定年俸は高卒新人

並みの750万円(選手名鑑から)。

目をむくようなスピードないけど、コントロールは抜群。この実力なら、タイガースの

エース資格十分で、楽しみな逸材。

3塁打で、貴重な追加点をもたらした近本選手も淡路出身。同郷の先輩後輩コンビで勝

ち取ったことは、ことのほかうれしい。

(お・ま・け)タイガース追っかけ姉妹?

今日も見かけた二人。私の知る限り10年前から、応援ボードを掲げ各地の球場に姿を見

せる。どうやら関東のファンらしく、時々TVの取材も受けている人気ギャルだ。

   ⚾ 今日(2023年4月22日)、バンテリンドーム ナゴヤ ⚾

    ⚾  9年前(2014年4月)、甲子園球場 

    ⚾ 10年前(2013年4月)、甲子園球場=いずれもテレビ画像から ⚾

 


白魚のさかなたること略したり

2023-04-21 11:54:27 | 日記

4月19日(水)9時に起きて雨戸を開けたら、どんより曇り空。今日も雨が降るのだろう

か、と空を見上げる。

昼食摂る前に、空模様を気にしながら急いで買い物。今夜は酢豚に挑戦しよう。豚肉ブ

ロックをはじめ関連する食材を買う。野菜庫にはニンジン、玉ねぎがあるので転用。サ

ラダ系はNHKあさイチの「クレソンとキウイのサラダ」を借用。他にグリーンアスパラ

のバターソテー、昨日買っておいた春巻き。

10年以上主夫業してきたが、酢豚と「クレソンとキウイのサラダ」は、初めて。

酢豚はレシピを見ながら作ったが、結構手間がかかるのに驚いた。まず豚バラブロックを

2センチ四方にカット、下味を付けて片栗をまぶして170度の油でこんがり揚げる。炒める

野菜は、水煮タケノコ、ピーマン、玉ねぎ、ニンジン、生シイタケなど結構具沢山。味付

けは酢としょうゆ、酒。出来具合は…まずまずというところかなあ。

あさイチ仕入れの「クレソンとキウイのサラダ」は、簡単にできた。クレソンの葉を適当

の大きさにちぎり、オリーブ油&塩コショウのドレッシングをかけるだけ。キウイの酸味

とクレソンの苦みがうまく合って、美味しかった。これならまた作れそう。

  <初めて作った酢豚(上)とクレソンとキウイのサラダ(下)>

 

20日(木)9時20分に起きる。少し靄っている感じだけど、暖かい気持ちの良い朝だ。

「今夜の献立何にしようか」と、NHK の古い2004年4月号の「きょうの料理」を

めくっていたら、「味わい五七五」というコラムで、俳人・櫂未知子さんが

白魚のさかなたること略したり」(中原道夫)という句を紹介していた。

洒落も洒脱も解しない私には、句の意味がつかめない。

櫂未知子さんは、そんな人たちのために、わかりやすく解いてくれている。

大略すれば、

白魚は、我こそは魚だと自己主張する魚ではない。白魚鍋にせよ、おどり食いにせよ小さ

な群れを静かに食べ、「あ、魚でしたか」と後で気づく。その時の思いを、くだくだ白魚

のことを説明せず「さかなたること略したり」と洒脱に詠っているのだ、と。

「俳句は、説明を嫌う文芸」と櫂さんは言う。

わずか17文字の中に、深い洗練された世界があるんだなあ、と改めて教えられた。

 

夕餉のメニューは焼き肉、豆腐の炒り煮、さやインゲンの胡麻和え、惣菜1点。

今夜のタイガースは完敗。でも広島カープに負けても、悔しい思いはしない。中日ドラゴ

ンズも同じ思いだ。新聞社勤めのころ、中國新聞、中日新聞社と親しく交流を重ねたから

ろう。