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まだ君にたまご…

2010-10-04 | 時代の光景U+203CU+FE0E
新宿春樹の新宿エシュロンは今日も感度良好。

先日、高橋を尋ねて見覚えのある美ヶ原の女性が、夏の終わりにフラリと現れた。

彼女の名は猪木まさえ(仮名)。
高橋とは同級生で10年振りに馬場で降りたと言う。

まず鼻の下からアンテナをナガ~ク伸ばしバストをチェックした。

やがて少しずつ記憶が蘇ってきた。
10年前のカルテにはDとあるが、全体的に痩せた感じのせいか判定はB。

高橋の出家は彼女が原因だった。

良家の出で才女、しかも目鼻立ちのはっきりした美人。
悩ましい色気をも備え10年後が楽しみとある。

やせたせいで当時よりも小ぶりに見えても、上手に重ねた年齢がより旨味を増して、美味しそうに見えた。

これを学術的には、乙女ミルフィーユ現象と呼ぶ。

伊達に20年乙女心研究所をやってきたわけではない。
乙女のカルテは人生のカルテだ。

彼女が馬場で降りたことは、何も不思議でも偶然でもない。

そもそも女には、子宮と言うキャンバスがある。

周りがどんなに彼女を決めつけようと、彼女もまたただの一人の女なのだ。

描けるはずの愛をキャンバスに委ねたにすぎない。

いくつもの愛を、描いては消し、消しては描ぎ、また描いては捨ててきた。

捨てきれずに放っておいた愛や、捨て忘れの愛もある。

世の殿方よ

未練は試練
これ即ち愛の奉業

お待ち愛

彼女に告げた

お嬢さん、一足遅かった。
高橋は出家し、去勢して今は宦官として丹波のお殿様にお仕えしています。

新宿春樹

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