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2006/05/22

2006-05-22 | 時代の光景U+203CU+FE0E
午前0時過ぎ、遂に均衡崩れる。
ヤクルトx福岡ソフトバンク交流試合第3戦。
浮世の義理で最後まで見届けるはめになった
・・・・・・・
昨日は、にわか応援団をしきり
午後4時新宿の居酒屋集合。
決起集会後、午後6時神宮球場入り。

本来子供の頃からずっとジャイアンツファンである。
今もそうなのだが、ここ5~6年のジャイアンツは
どうにも好きになれず、見に行きたいという気持ちにも
なれない。
野球ファンなのだが情熱が湧いてこなかった。

そんな時、昨年ヤクルトの青木が同じ高校であることを知り、
にわかに心踊りだし、球場へ足を運ぶ理由ができた。
とりあえず野球部だったので、とりあえずは青木は後輩となる。
折りしも昨日の試合は青木デーとのことだった。

「青木打てよー」
突然先輩顔するものだから、
当然連れのヤクルトファンどもからは、冷ややかな眼差しで
チクリチクリと嫌味光線が飛んでくる。
昨年まで、青木の存在すら知らなかったので
開き直るしかない。

それは天罰の始まりだった。
しかし昨夜のゲームは疲れた。
終了が午前0時30分近かった。
六大学戦の影響で開始が遅れたとはいえ、
10時過ぎには終了と甘く見てた。

甘かった。

よーしこれでゲームセットと期待してたら、
ヤクルトが追いついてしまったのだ。
だったら勝ちゃよいものを攻めきれず延長になった。
ヤクルト側だから、みんなわぁーわぁー騒いでる。

3点差の延長12回裏の攻撃。
時計の針は午前0時をまわった。

「青木お願いだからもう打つな」
祈る気持ちと裏腹に、青木はまた打った。
傘が邪魔である。

最後は思わせぶりに満塁とまで期待をさせて、
ラミレスのライトへの凡フライで終了。
やっと終ったとバンザイしそうになったが、
連れ共は、あぁ負けたと悔しがってる。

神に試された日曜日であった。