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今年も細野晴臣を鑑賞‼︎

2017-11-19 | GLASSの日記 "I'll Follow The Sun"

年明け元旦には、今年こそはと、熱く心に誓ったのに、結局一周しただけの2017に、もうまもなく、またもや、師走がやってきます。






今年は中野サンプラでした。

今年も会えました。

細野晴臣のLiveは、今年も、素晴らしかった。

そして、去年より、細野晴臣は、進化してました。

今年で70歳になられたそうだ。

しかし、その70を隠そうとしない細野晴臣は、今年も若い。

若いから、細野晴臣の音楽は、いつも新鮮で、生きがいい。

40年前の曲でさえ、まるで新曲みたいに、新鮮に響いてくるから、細野晴臣には、懐メロがない。

これは、どういうことなのでしょう。

老いとは、いったいなんでしょう。

どんな人も、平等に老いるのです。

整形をして、どんなに若返っても、そんなことをしてしまうことの迷いが、心の老いに、拍車をかけてしまいます。

表情が消えていき、老いが加速します。

つまり、老いとは表情のことのようです。

どうやら、今を否定する人は、表情が貧しくなり、今を肯定する人は、表情が豊かになるようです。

細野晴臣と言う音楽家の不思議な魅力は、そんなことまでも、教えてくれます。

(o^^o)‼︎

アーティストと言うより、仙人を拝観してきたような、
気持ちになります。

どうすりゃ、こんな人物になれるのだろう。

いつも、そう思いながら、細野WORLDの謎解きをしています。


世の中は、今や完全に、デジタル化された季節や時間を、共有し、受け入れ暮らす時代です。

そんな時代に今なお、日本のマスコミは、無理矢理、アナログな季節感や、時の流れや、人の感情を、見つけようとするから、的外れな内容しか、僕等には、伝わってこないのでしょう。

すっかり信用を失くした感のある、今の日本のマスコミの現状は、老いを否定するのと、とてもよく似ていると思います。

メディアの限界が、そのまんま大衆につたわるから、余計に、人はデジタルに、依存してしまうのでしょう。

しかし、デジタル依存は、軽薄な人間を増大させている現実もあります。
デジタルソースが豊富なことで、ある程度の裏事情や、事の真相が、誰にも、その予測や想像が、ひじょうに容易になったことです。

わかった気になる病に、侵された人が、街中に、氾濫しています。

これこそが、こんな時代の、もっとも危ういところです。

だからこそ、新聞や雑誌や小説が、今こそ、もっと確信犯であるべきなのです。

そんなこと、最近、よく思います‼︎

(╹◡╹)