連日送別会の、日系三世アメリカ人のケンさんが、酔っ払って乗り過ごさない限りは、今頃は、ハワイへ向かう機内にいるはずです(^^;;
帰国がハワイなんだから、羨ましいかぎりm(_ _)m
ああ~寂しい!
親しかった人と、会えなくなることほど、寂しいことはありません。
出会いと別れと…
別れと出会いと…
人生とは、その繰り返しです。
"花に嵐のたとえもあるさ、
さよならだけが人生だ"
僕の人生訓です。
…
もっともっと、もっと親しくなりたかった。
日本人以上に日本人だったケンさんだから、話をしながら、いつも僕は、ケンさんから、日本人を学んでいました。
今は、そのことを、シミジミと振り返ります。
…
僕のRock ’N’ Rollとは…
借り物と自前との、その景色の前で、僕はいつも、立ち止まり、首をかしげては、暫く考え込んでしまうのでした。
フェンスの向こうのRock ’N’ Roll…!
"フェンスの向こうを知りたくて、だから僕は、旅人になった"
それが、この年齢になって、やっと導けた、僕のダメダメ人生への言い訳、でした 。
そう、それは、ダメダメ人生への言い訳、であって、答えではありません。
だから、僕の旅は、まだまだ続くのです。
どの国の日系だろうと、僕は日系人とは、すぐ親しくなれてしまいます(^^;;
僕には、Nativeよりも、日系人の方が、僕にその国の空気や風を、わかりやすく、感じさせてくれるのでした。
それは、僕が、自分を日系Rock ’N’ Roll人だと、無意識ながら、感じていたからでしょう。
僕は、ケンさんから、それを、気づかされました。
教えられました。
どうやら、I guess~ケンさんの中に、阿弥陀様がいたようです。(^^;;
だから、もっともっと、僕のことを、教えて欲しかったのに、阿弥陀様は、僕に、ヒントを一つ放り投げて、僕から去っていくのでした。
ケンさんは、アメリカの白人以上に、white-collarであり、侍の心を志す武術家として、日本人以上に日本人でした。
ケンさんと初めて出会った時、この人、"お侍さん"だと(^^;;、すぐわかりました。
ですが、ケンさんは、自分を、侍未満、サムライでしかないと思っているようでした。
だから、いつでも、まるで、侍のような潔さと、謙虚さのある人でした。
(^ν^)
そして、彼の武術家としての道に、日々修行、その終わりもまたないようでした。
僕は、戦後昭和30年代生まれの、Rock ’N’ Rollに育った日本人。
Rock ’N’ Roll日系三世です。
僕は、ある時から、そう感じながら生きてきたことを、ケンさんから教えられました。
だから、僕は、自分が、日系三世Rock ’N’ Roll人として、どう生きることがbetterなのか、ずっとわからないまま、今日まできたことの理由を、ケンさんから教えられました。
今はもう、Rock ’N’ Roll四世、5世が育っています。
日系Rock ’N’ Roll四世、五世ともなると、ほぼ同化してる人も、時々、見かけるようになりました。
僕は、昔から、無意識ながらも、日系Rock ’N’ Roll人、自分をそう思って生きてきたから、その根っこをどうしても確かめたくて、遊牧民となってしまったようです。
(^^;;
いわゆる、典型的な、ノマドタイプの日本人です。
でも、それが、わかっただけでも、心が軽くなり、今は、ホッとしています。
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…Lesson 2へ続く…