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これからは、私が、そこへ降りていく旅路へと

2016-10-31 | GLASSの日記 "I'll Follow The Sun"





いつも、トンボ帰りですが、時々、里帰りします。

施設にいる、父に会いにいくためです。

僕は、まことにもって、全てにいたらぬ、ダメな長男です。

そして、姉とは、いつも、偉いものです。

ですから、姉には、いつも、説教されてしまうものです。

いつも、直球のど真ん中をついてくるので、モンクのつけようがありません。

(^^;;

世界中の弟は、こう、つぶやいているはずです。

姉に、殴られそうですが、本当に感謝していますと…


僕は、子供はいませんが、やはり、子供持つなら、娘にかぎります。

どこの娘さんも、例え、どこに嫁いでいようとも、親思い!

それが、女性の本能なのだそうです。


やっぱり、姉に、殴られますね~

σ(^_^;)






田舎の1日は、都会の1日とは、時間と空間に、雲泥の差があります。

都会の時間は、無機質ですが、田舎の時間には、驚いたことに、表情があるんです。

田舎の時間は、出来事に応じて、時間が、泣いたり、笑ったり、抑揚があります。


ですから、同じ1時間のはずが、1分にもなれば、10時間にもなります。

そのことを、先日の帰省時、体感しました。

その、ゆらぎに、遭遇したのでした。

空港から、地元の町まで、鉄道を利用します。

単線です。

単線で各停に乗る覚悟とは、上りと下りの、時間待ちと、時間調整との、禅問答です。

距離的には、そう、たいした距離でもありません。

ですが、都会の時計と田舎の時計とを、取り替えを、忘れると、時空の乱れに、大パニックを起こしてしまいます。(^^;;


単線では、急行や特急を優先します。

だから、その都度、列車は、エンジンを止め、急行や特急が過ぎるのを、ただ、待ちます。

静かな車窓と車内には、ほんわかした、乗客の話し声だけが、響きます。

懐かしい方言に耳を傾けていると、時間は、優しい笑顔で、のんびり経過します。

都会のような、時間を気にして、イライラすることなど、全くありません。

なぜなら、ここに、イライラは、全く、存在しないからです。

都会では、人が時間に合わせますが、田舎では、時間が人に合わせてくれるのです。

これは、驚きの大発見でした。

おまけに、この時は、大ハプニング‼︎

途中、運転手さんのいるフロントガラスに鳥がぶつかり、フロントガラスに大きなヒビが入り、修復不能となり、さらに、列車は、遅れることとなりました。

対策として、上り各停が来るのを待って、この駅で、上りは折り返し運転と変更しました。

そして、フロントガラスにヒビの入った下り列車が、上りと変更となり、互いの乗客が入れ替わりました。

約30分近くロスタイムとなりました。

合計で約40分以上の遅れです。

それでも、誰にも、イライラは、ありません。

ほんわかした車内には、ほんわかした話し声だけが、ほんわか響き渡ります。

穏やかな、ひとときでした。

僕は、嬉しい気持ちになりました。

僕は、優しい人でいられました。

ここでの僕は、いつも時間に追われ、いつも、時間ばかりを気にする、時間に臆病な、他所者だからです。

だから、ただ、この空間に、感動してしまいました。

もちろん、地元の人々には、この状況は、彼等の空間として、日常に、成立していることです。

これは、アインシュタインでさえも、説明つかない、時空のゆらぎです。

^^;;


今も昔も、地方の田舎では、高齢者が主役だから、高齢者は、みんな、元気です。

なぜなら、高齢者が、主役だから…。

都会の主役は、健常者です。

都会の便利は、全て健常者のためのものです。

なぜなら、都会は、健常者が主役だから…。

健康とは⁇

元気とは⁇

思いやりとは、ゆとりとは、愛とは、暮らしとは、若さとは…⁇

そして、生きるとは⁇


僕は、僕のたった一度の人生を、今、ゆっくりと考える年齢となりました。

だからとて、僕の煩悩が消えたわけじゃない。

煩悩を消す必要もないとも、思っています。

なぜなら、生きることこそが、煩悩の全てだから。

今日という日は、二度とやってはこない。

だから、今日を精一杯、貪欲に、楽しんでいたい。

そんな、欲張りです。

脇役なんて冗談じゃない。

主役でいたいに決まってる。

俺は、いったい、どこでなら、主役になれるんだい‼︎

そこに、降りて見よう。

ここも、日本中なのでした。



同級生のお母さんと、偶然出くわしました。

どれくらいぶりか、もう、わからないほど、久しぶりでした。

でも、お母さんの方から、僕を見つけるや、声をかけてくれました。

子供達は、みな東京で、今は、一人暮らしです。

でも、都会の一人暮らしとは、全く意味が違います。

地域が、この村が、家族なのです。

恐らく、このお母さんの1日は、こんな感じです。

午前中、グランドゴルフをして、お昼は、家で、あるもので昼食をすませ、ニュースの後、朝ドラの再放送を見て、ミヤネ屋を見るか、再放送のドラマか、昼寝をして、夕方になります。

近くの、農協のAco-opで買い物をして、庭のハジの小さな畑の、大根や人参やネギやピーマンを採り足して、早めの晩御飯。
お風呂の後、ウトウトしながら、ドラマを見ながら
就寝。

午前三時には目覚めて、洗濯や掃除を始める。

そして、軽く朝食をすませると、朝のニュースと朝ドラを見て、まもなく始まる大会のために、グランドゴルフの練習へ向かうのでした。

もうすぐ、80になれれるとのことでした。

今は、ゲートボールより、グランドゴルフなのだそうです。


ちなみに、グランドゴルフのがプレー方法…(╹◡╹)
 
鳥取県で、発案されたのだそうです。

専用のクラブ、ボール、ホールポスト、スタートマットを使用して、ゴルフのようにボールをクラブで打ち、ホールポストにホールインするまでの打数を数えます。

場所によって距離やホールポストの数を自由に設定でき、ルールも簡単なため、どこでも、だれでも手軽に楽しむことができます。

又、ホールインワンもあり、その場合、自分の各ホールの合計打数から3打をマイナスするという特典が設けられており、プレーヤーの励みと意欲を高める工夫がなされています。