Since1994 "ROCK BAR" GLASSONION 高田馬場

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2009-04-22 | 時代の光景U+203CU+FE0E
介護クラスで学びながら僕の中で変わってきたことがある。

それは、街を歩きながら、老人ばかりでなく、人を客観視するようになったことだ。

大人も子供も若者も、時代は精神的な介護を必要とした健常者で溢れている。

この矛盾に気がついた人はどれくらいいるだろう。

その矛盾は、著しい社会性の欠如だと、勝手に思っている。

社会性とは心の許容だ。

心の許容をサブカルと、これまた僕は勝手に説いている。

この頃、よく見かけるのが、サブカルのない大人や若者が多いのが気になる。

先日ある若者の風景を見ていた。

若者は、この不況にも関わらず超一流の頭脳のお陰で超一流の企業の超一流の研究職に就職が決まった。

しかし、彼は言葉を知らない。会話を知らない。感情の表現ができない。
そのコンプレックスから逃れるため、自分を絶対と言い聞かせ、他を排除し、差別的な言葉で自分に辻褄合わせをする。

真面目さが、謙虚さが、自分を苦しめ、壊れそうな心を必死でかばっている。

これから社会にでて、どうか上手に挫折して欲しいと祈る。
彼には、今後間違いなく、内から外から身の危険が生じるだろう。


あるお客さんが自分の母親の話をしてくださった。



最近、高齢と共に認知症の症状が現れてきた母親がこう言ったそうだ。

あたし、ボケてきちゃつたよ。

息子は笑顔でこう言ったそうだ。

それでいいんだよ、母さん。

しっかり者の母さんが、いつまでもしっかりしてたら、子供はいつまでたっても母さんに甘えてしまって、しっかりできないでしょ。

親が年取るって、そういうことだよ。
だから、心配しないで受け入れなさいよ。

……
これ以上の賛美があるだろうか。

母は息子を誇りに思い。
母は全てを悟るだろう。

思わずウルウルしてしまった。



人生いろんな場面があるものだ。

僕がGLASSONION やってきた証は、こんな場面に出会えるからだ。

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