Since1994 "ROCK BAR" GLASSONION 高田馬場

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されど、Rock ’N’ Roll

2014-05-28 | 諸行無常…let it be


僕のヒーロー達は、今日も、凛としたまま、何も語ることはない。

だから、感じるのだ。

そろそろ今年も、真ん中あたりになる。


時は、いろんな場所で、それぞれの人に、それぞれに平等に、流れていく。

船底に、へばりつく藤壺みたいに、この世は、浮世の義理でできている。

時々、こさぎ落とす(これって宮崎弁かな^^;…)ことしないと、ストレスで狂いそうになる。(^^;;


人は、本人の意思とは関係なしに、浮世の義理を与えられ、人生の収支をしているようだ。


怒らない、怒らない、決して怒らない…
それが、商売人になる者の鉄則だ。

(^_^)with 笑顔

50年、自営業をやってきた父からの言葉だ。

後にも先にも、それ以外、今だに一言も、僕の商売人としてのあり方に、父から、口出しをされたことがない。


そして、今日まで、商売人を23年やってはきたが、今だに僕は、商売人としては、全くの、ど素人だ。

どうしても、商売人としての自然体に、なれないでいる。

いつも、心を平穏に。
そして、気持ちは、常にニュートラル。

そう決めた時から、カウンター正面に、仏画を置いて…


with スマイル(^_^)

どんな時も(^O^)

どんな日も (*^_^*)


僕なりの、これが人間修行と、日々己と向き合うことを、肝に銘ずるが、これが一番、難しい(^^;;


神に試されては、また懺悔。

なんとかなるさと、日は暮れて…。

そして、先週も、また、まんまと、ひっかかった(ーー;)

人生ランキングが、いつまで経っても上がらない。


そんな自分にも、出来事にも、腹が立つやら情けないやら…、すっかり落ち込んでいると。

これまた、いつものように、阿弥陀様、のようなお客さんや、七福神、みたいなお客さんが現れては、" また次、頑張りなはれ~ "と、励ましてくれる。


何の因果で、僕はこんな人生を選んでしまったのだろう。


だからこそ、好い人で、あろうとすると、途端に、西部劇にでてきそうな、無法者が表れては、なんとか、仏顔を繕う僕の心を、掻き乱しては、去っていく。

我が道を行こうと、した途端に、手のひら返したような、裏切りに会う。

師匠に、問答すると。

"なんで、アンタみたいな、ケッタイな人に、デアワントいかんの"

そう思う、僕の心の化身が、目の前に現れるそうな…。

なんとも、面倒臭いことだ(-。-;


もう、いいかい。

ま~だだよ。

もう、いいか~い。

まーだ!

どうやら、これが、僕の背負う、浮世の義理なのか。
それとも、これが、そもそも、人生なのか。


人には、自分に自信を失くすと、その苛立ちの矛先を、無抵抗な人や、弱者に向けようとする者がいる。

いわゆる、イジメの構造だ。

僕は、正義感など全くないが、イジメることも、イジメられることも、大嫌いだ。

と言うより、この世で最もカッコ悪い、人間の姿と、僕には映ってしまう。

だから、万が一でも、矛先を自分に向けような狼藉者あらば、百倍返しにして、必殺イジメ返しをやってきた^ ^


そんな大人気ない自分を、いつも、戒めるのだが…。

自分より弱者をイジメる奴は、正義感からではなく、鳥肌たつような、嫌悪感から、許せなくなるのだ。


そして何よりも、そんな景色や風景や光景が、最も苦手だ。


しかし、そうも、行かない場合もあるから、そんなものを感じると、近寄らないよう、静かに離れるようにしている。

それでも、そうも行かない場合もある。




僕はきっと、戦国時代の、お百姓さんなのだ。

山間の村で、田畑を耕し、先祖から受け継いだ、村の生業を大切にし、貧しくも穏やかに暮らす、お百姓さんの、跡取りなのだ。

ある日、その村に、命からがら逃げ込んできた落武者が現れる。

武士の誇りと、尊厳と、道理をわきまえた、お方ならば、世間が、例え落武者なとどと陰口しようとも、村をあげての、手厚いお世話も厭いません。

傷が癒え元気を取り戻されるまで、誠心誠意、お世話をするでしょう。

されど、道理も節操も知らず、傍若無人な、お振る舞いは、目に余るものがあります。

さらには、嫁入り前の、おさよにまで…

あなたは、何を根拠に、無抵抗の村人を相手に、乱心なさるのか…

本来ならば、きっと高貴なお方なのでしょう。
世が世なら、あなたは、天下人となられるお方かも、しれません。
でも、今のあなたは、もはや武士ではありません。
ただの、盗賊であり、山賊に過ぎません。

私は、この山間で静かに暮らす、百姓です。
これからも、こうして、暮らしていきたいと、願っています。
村人もまた、みな、同じ気持ちの中で生きてきました。

そして、この村には、季節しか、訪れる者はありません。

あなたもまた、季節なのです。

山の麓の、村を見降ろし、遠くの山々まで見渡せる、それはそれは、見晴らしの良い場所に、落武者の墓はあった。

毎年、春は訪れた。

そこに植えられた桜は、毎年、見事なまでに、美しく咲き誇って見せた。


なんて、日本昔話が、あったような、なかったような(*^_^*)