コミュニケーション力を生かす新事業
わらび座は現在、仙台に本店を置く七十七銀行で、社員教育を請け負う。5人の俳優が派遣され、130人の行員を2人1組にし、互いに相手の言葉を否定し続けた後、逆に肯定するゲームを行った。
「いかに共感のリアクションが相手の心を開くか実感すると、“聞く力”が増す。それこそ演劇の持つコミュニケーション力」と山川社長。俳優の講師派遣は、医療機関や教育現場、高齢者施設などからも引き合いがあり、今後は演劇を通じた社会貢献に大きな可能性を感じているという。
作品にこだわるため、舞台にだけこだわらない−。演劇を観光資源から、教育やリハビリにまで発展させる、この柔軟な発想と実行力が、わらび座の強みとみた。
地元の人によりますと、この桜は河津桜で、1998年の高知豪雨の後、復興を願ってこの場所に植樹されたといいます。本来、2月から3月にかけて咲く桜ですが、こちらの河津桜は、毎年この時期にも花を咲かせ、年に2回、地元の人に元気を与えてくれる存在です。
牧野植物園によりますと、「春まで花が咲かないようにコントロールしている葉が、強風などで落ち、気温が高い状況と重なると、春と間違って咲くことがある」ということです。