世界標準技術開発フォローアップ市場展開

ガラパゴス化から飛躍:小電力無線IEEE802規格開発会議・・・への寄与活動拡充

リスク,弧状列島19/7,ノーベル賞本庶佑博士「小野薬品」への訴訟も視野に、特許使用料は「若手の研究費に」

2019-07-27 20:31:13 | 連絡
アメリカのメルク社が同様のがん治療薬を発売したことで、小野とパートナー社のブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)は、特許侵害訴訟を提起することになった。勝つためには本庶氏の協力が必要だった。
(注1)
 14年9月に小野薬品の相良暁社長が京大を訪ねてきて、メルクとの裁判に協力してほしいと申し出がありました。こちらとしては、ライセンス料のことで交渉が続いているし、契約書にないことを依頼されているので、明確な提示がなければ協力できないと答えたのです。すると、
「裁判に協力してもらえるならメルクから小野に入ってくる金額の40%を出す」
 と言って来た。40%というと大きいと思うかも知れませんが、当時、BMSと小野は私に無断で、メルクから入ってくる一時金やロイヤリティを75%対25%で配分するという契約を結んでいたので、私の配分はメルクが支払う総額の10%に留まります。そこで、配分を決めるプロセスも含めて異議を述べましたが、せっかくの特許が無効になっても困るだろうからと、向こうの提示条件で折れて訴訟に協力することにしたんです。ずっと揉めていたので、もう疲れたというのもありました。
メルクとの裁判ではアメリカで証言台にも立ちました。その結果、17年1月にBMSと小野は勝訴的和解を勝ち取ります。小野からはお礼の電話一本ありませんし、手紙も送って来ませんでしたが、もっと驚いたのは、裁判が終わると小野が態度を豹変させたことでした。

(注1)私にはうそをつかない正直者のお手伝いさんが6人居るんだよ(その者達は私の知りたいことを何でも教えてくれるんだよ);その者達のなまえは「なに? (What) 」さん、「なぜ? (Why) 」さん、「いつ? (When) 」さん、「どこ? (Where) 」さん、「どんなふうに? (How) 」さん、それから「だれ? (Who) 」さんと言うんだよ。 https://ja.wikipedia.org/wiki/5W1H


最新の画像もっと見る

コメントを投稿