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深まる謎と波紋、李克強前首相の急死 習主席と確執…引退からわずか7カ月、突発の心臓病 重要閣僚ら動静不明、解任も2023.10/30夕刊フジ

2023-10-30 12:00:01 | 連絡
中国の李克強前首相(68)が27日、突発の心臓病で死去したと政府・共産党が発表し、波紋が広がっている。
中国では長老として影響力を発揮する指導者が多く、今年3月の引退から7カ月後の急逝は異例だ。
習近平指導部では重要閣僚らの動静不明や解任が相次いでいる(別表)。
「「「
◆習指導部周辺の最近の〝異変〟◆
7月25日 秦剛外相が解任される
31日 国営メディアが「ロケット軍」の司令官らトップ2人が同時交代と報道。
香港メディアは別の元副司令官の自殺を報道
10月24日 李尚福国防相が解任される
27日 李克強前首相が死去
」」」
李氏も習氏との確執が指摘され、「政治闘争」と死去を結びつける憶測も浮上している。
党・政府の訃告によると、李氏は最近、上海で休養していたが、26日に突発の心臓病を患い「全力の救命措置」にもかかわらず、27日午前0時10分(日本時間同1時10分)に死去したという。 
中国の短文投稿サイト、微博(ウェイボ)では「李氏はホテルのプールで心肺停止になった」という情報が拡散した。
「亡くなるとは。政治闘争はこんなにも激しいのか」との投稿もあった。
評論家の石平氏は「ネットニュースのコメント欄のほとんどが李氏を惜しむもので、『死ぬべきではない人が早死にした』などの書き込みも目立った」と話す。
 中国の指導者は「最高水準の医療や健康管理を受けている」(中国の政治記者)とされる。
温家宝元首相は81歳、朱鎔基元首相は今月の誕生日で95歳。
胡錦濤前国家主席は80歳だ。毛沢東は82歳で死去するまで権力を手放さず、江沢民元国家主席は96歳、鄧小平氏は92歳で死去した
李氏の急死を伝えるNHK海外放送の昼のニュース番組が一時中断された。
当局が検閲したとみられる。
夜の同ニュース番組もほぼ全ての内容が視聴できなかった。
上海や北京では警察当局者が厳重な警戒態勢を敷いた。
李氏の追悼活動が反体制運動に発展することを警戒しているとみられる。
 李氏は共産党のエリート青年組織、共産主義青年団(共青団)で頭角を現した。
2013年の首相就任時は経済運営全般を取り仕切るとみられていたが、「習1強体制」で次第に権限を奪われた。 
習主席は自身の3期目入りを決めた昨年10月の党大会で李氏ら共青団系幹部を指導部から排除。
李氏は「自ら引退を申し出た」(党関係筋)とされる。
前出の石平氏は「鄧小平氏の改革開放路線を引き継ぎ、国際派で学者肌だった李氏と、イデオロギー優先で毛沢東時代への回帰を目指す習氏とは水と油の関係で、互いに嫌い合っていた。
李氏の死に改革開放時代の終わりと習氏の独裁体制が強まることを感じ、絶望を深めている国民は多いはずだ」と指摘した。



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