多くの酪農・畜産農家の課題は「牛舎での作業中に異常な行動をとっている牛を発見しても、その牛の病歴や種付けなどを確認するには遠く離れている事務所へ戻って紙の台帳をパラパラとめくるしか方法がない。労力も時間もかかり、迅速な対応が難しい」等である。
課題解決事業例:
1.ファームノート(北海道帯広市)が開発・提供するFarmnoteは、酪農・畜産農家が飼育している牛の個体識別番号、出生日、病歴、搾乳量、種付けなど、牛に関するあらゆるデータ をスマートフォンやタブレットといったデバイスから入力し、そのデータをPCなどマルチデバイスで閲覧できるようにするクラウドサービスだ。1300の酪農・畜産農家で導入され、12万頭の牛を管理するようになった。
1.1加速度センサで取得したデータは、IEEE802.15.1.BLEで牛舎に設置するゲートウェイに送信され、そこから 3G/LTEでクラウド上のFarmnoteに集められる。クラウドでは、人工知能を用いながらそれぞれの牛の発情や体調の変化をモニタリングし、発情の兆候が現れたら、「発情兆候が強いようです」とアプリ画面にプッシュ通知する。
1.2もう1つの工夫は耐環境性だ。牛舎は、冬は寒く夏は暑い。そして粉塵が舞い上がる。そのような過酷な環境においても正常に作動するよう、動作温度は-30~+40℃。さらに、夏場にオーバーヒートした時のことを考えるとファンがほしいところだが、粉塵が入ると壊れてしまうためファンレス設計にした。
(出典)
2002/3/22、 BluetoothがIEEE標準規格「802.15.1」として採択される、http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/0322/ieee.htm
Y/M/D,IoT/M2Mについて、http://m2m.isb.co.jp/about/
2017/6/6、被災沿岸に大規模牧場 牛約6000頭を飼育へ、http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201706/20170606_13033.html
2017/9/5、「IoT畜産業」が世界を救う理由、http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1709/05/news02.html#utm_medium=email&utm_source=tt-saturday&utm_campaign=20170909&utm_content=AD1
2017/9/13、秋田牛タイに売り込む 輸入業者ら牧場視察、http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201709/20170913_42047.html
2016/9/15、センサーとAIで「Internet of Animals」!牛用ウェアラブルで飼育にイノベーション
http://businessnetwork.jp/tabid/65/artid/4824/page/5/Default.aspx
2. 遠隔地からパソコンやスマートフォン(スマホ)で見られる和牛子牛の「せり中継」が、好評だ。南九州3カ所、沖縄県内8カ所の家畜市場が手掛け、血統や体重、上場牛の様子をリアルタイムで確認できる。刻々と変わる価格の表示も臨場感たっぷり。現場に足を運べない農家に相場観を示し、人気の血統も含め経営向上への材料を提供する。購買者の増加につながると、市場側の期待も大きい。県外購買者が4割を占める鹿児島県の曽於中央家畜市場は5年前、遠方の農家の要望に応える形で始めた。子牛の最需要期に当たる12月は、通常月より4割多い730のアクセスがあったという。JAおきなわ管内の8市場でも、3年前から始めている。
3. 2016年1月から始めた熊本県家畜市場は「繁殖農家に血統や価格に注目してもらい、経営の参考にしてほしい」という。同市場は和牛子牛にとどまらず、スモール、成牛のせりも中継。関係者は「市場のPRになる」と期待を寄せる。
4. 宮崎県の都城地域家畜市場は、2016年12月14日からJA都城のホームページを通じて和牛子牛取引の中継配信をスタートした。せりの際、現地の電光掲示板に映る情報がパソコンなどの画面に表示される。牛の個別情報に加え、現時点での平均価格、平均体重、最高値、最安値も発信する。 取引があった3日間の閲覧総数は700件で、うち半数近くが県外からのアクセスだった。JAは「委託購買や現場に来られない農家にも見てほしい」(和牛生産課)と話す。ライブ映像を見て、注文や購買者が増える効果も期待する。
(出典)
2014/4/9、鹿児島県姶良郡中央家畜市場で子牛の競が(2014.04.09) https://www.youtube.com/watch?v=76Wo-hV77MM
Y/M/D,熊本県家畜市場セリライブカメラ(熊本県大津町岩坂)、
https://livecam.asia/kumamoto/ozu-kumamoto/kumamotojenkachiku-seri.html
2017/1/10、宮崎県都城子牛セリ市のライブ配信が始まりました。http://usi-cow.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-5194.html
2017/10/30、鹿児島で偉業、「牛肉の6次産業化」に成功した会社、http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/51442?page=4
課題解決事業例:
1.ファームノート(北海道帯広市)が開発・提供するFarmnoteは、酪農・畜産農家が飼育している牛の個体識別番号、出生日、病歴、搾乳量、種付けなど、牛に関するあらゆるデータ をスマートフォンやタブレットといったデバイスから入力し、そのデータをPCなどマルチデバイスで閲覧できるようにするクラウドサービスだ。1300の酪農・畜産農家で導入され、12万頭の牛を管理するようになった。
1.1加速度センサで取得したデータは、IEEE802.15.1.BLEで牛舎に設置するゲートウェイに送信され、そこから 3G/LTEでクラウド上のFarmnoteに集められる。クラウドでは、人工知能を用いながらそれぞれの牛の発情や体調の変化をモニタリングし、発情の兆候が現れたら、「発情兆候が強いようです」とアプリ画面にプッシュ通知する。
1.2もう1つの工夫は耐環境性だ。牛舎は、冬は寒く夏は暑い。そして粉塵が舞い上がる。そのような過酷な環境においても正常に作動するよう、動作温度は-30~+40℃。さらに、夏場にオーバーヒートした時のことを考えるとファンがほしいところだが、粉塵が入ると壊れてしまうためファンレス設計にした。
(出典)
2002/3/22、 BluetoothがIEEE標準規格「802.15.1」として採択される、http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/0322/ieee.htm
Y/M/D,IoT/M2Mについて、http://m2m.isb.co.jp/about/
2017/6/6、被災沿岸に大規模牧場 牛約6000頭を飼育へ、http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201706/20170606_13033.html
2017/9/5、「IoT畜産業」が世界を救う理由、http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1709/05/news02.html#utm_medium=email&utm_source=tt-saturday&utm_campaign=20170909&utm_content=AD1
2017/9/13、秋田牛タイに売り込む 輸入業者ら牧場視察、http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201709/20170913_42047.html
2016/9/15、センサーとAIで「Internet of Animals」!牛用ウェアラブルで飼育にイノベーション
http://businessnetwork.jp/tabid/65/artid/4824/page/5/Default.aspx
2. 遠隔地からパソコンやスマートフォン(スマホ)で見られる和牛子牛の「せり中継」が、好評だ。南九州3カ所、沖縄県内8カ所の家畜市場が手掛け、血統や体重、上場牛の様子をリアルタイムで確認できる。刻々と変わる価格の表示も臨場感たっぷり。現場に足を運べない農家に相場観を示し、人気の血統も含め経営向上への材料を提供する。購買者の増加につながると、市場側の期待も大きい。県外購買者が4割を占める鹿児島県の曽於中央家畜市場は5年前、遠方の農家の要望に応える形で始めた。子牛の最需要期に当たる12月は、通常月より4割多い730のアクセスがあったという。JAおきなわ管内の8市場でも、3年前から始めている。
3. 2016年1月から始めた熊本県家畜市場は「繁殖農家に血統や価格に注目してもらい、経営の参考にしてほしい」という。同市場は和牛子牛にとどまらず、スモール、成牛のせりも中継。関係者は「市場のPRになる」と期待を寄せる。
4. 宮崎県の都城地域家畜市場は、2016年12月14日からJA都城のホームページを通じて和牛子牛取引の中継配信をスタートした。せりの際、現地の電光掲示板に映る情報がパソコンなどの画面に表示される。牛の個別情報に加え、現時点での平均価格、平均体重、最高値、最安値も発信する。 取引があった3日間の閲覧総数は700件で、うち半数近くが県外からのアクセスだった。JAは「委託購買や現場に来られない農家にも見てほしい」(和牛生産課)と話す。ライブ映像を見て、注文や購買者が増える効果も期待する。
(出典)
2014/4/9、鹿児島県姶良郡中央家畜市場で子牛の競が(2014.04.09) https://www.youtube.com/watch?v=76Wo-hV77MM
Y/M/D,熊本県家畜市場セリライブカメラ(熊本県大津町岩坂)、
https://livecam.asia/kumamoto/ozu-kumamoto/kumamotojenkachiku-seri.html
2017/1/10、宮崎県都城子牛セリ市のライブ配信が始まりました。http://usi-cow.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-5194.html
2017/10/30、鹿児島で偉業、「牛肉の6次産業化」に成功した会社、http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/51442?page=4
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