<地元議員のムジブル・ラーマン氏や実業家の男性は、整列整理指導はしなかったのか>
<地元議員のムジブル・ラーマン氏と実業家の男性とは敵対勢力で、地元議員のムジブル・ラーマン氏は警察に通報か>
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【AFP=時事】スリランカのコロンボで21日、900円弱の現金配布に市民らが殺到し、転倒して押しつぶされた女性3人が死亡した。同国では、新型コロナウイルス抑制のための都市封鎖(ロックダウン)措置で経済が壊滅的な打撃を受けており、市民らは生活に困窮している。
地元議員のムジブル・ラーマン氏によると、毎年イスラム教の断食月「ラマダン」期間中に現金を配布している実業家の男性がおり、当時は男性が所有する倉庫前に1000人前後が列をつくっていた。
配布額は1500スリランカ・ルピー(約870円)で、労働者の日給に相当する。ラーマン氏がAFPに語ったところによると、門が開くと人々が殺到し、列を崩して中に入ろうとする人がいたという。
この現金配布は何十年も前から行われており、ラーマン氏によれば、今年は例年よりも大勢の人々が集まっていたという。
「(3月20日に開始した)新型ウイルスのロックダウンのため、人々は2か月間ほど無収入だ」とラーマン氏は述べた。
コロンボ警察本部長は記者団に対し、実業家と手伝いをしていた5人について、ロックダウンの規則に違反した容疑で拘束したと明らかにした。
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