鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相によれば6月の時点で韓国政府は協定延長を決めていた。文政権は8月、突如として破棄に転じた。原因は日本が輸出管理を厳格化し、韓国を優遇措置国から外したことだった。
これまでの経験則から、日本は折れてくるだろうとの読みがあった。そのもくろみは外れた。日本側から措置を見直す選択肢はなかった。韓国の輸出管理体制に懸念があることを根拠に厳格化したからだ。
文政権は信頼が損なわれたと批判した以上、日本の姿勢が変わらないまま撤回すれば支持層に示しがつかない。米国の要請を無視すれば同盟が傷つく。どちらを選んでも痛手を受ける状況だった。
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