こんばんは、加筆ばかり続いてすいませんでした。
今回は地下鉄桜通線が延長する際通るであろうルートを転用してトラム化する案を出してみました。
ざっとこんな感じですが、地下鉄のルート図さえも作られていない状態では推測でしかルートを出せません。甚目寺線は万が一このルートになった際、どのように通したらいいのか煮詰まらないため、省略しています。
まず、高架案ですが、大正橋東までは原案ルートを通ります。真っ直ぐ通そうとすると高層マンションに干渉するためです。
そのため、八ツ屋電停はこのルートでは高架、地下共に「駅」とし、高架案では庄内川では大正橋東で新大正橋の真上を、さらには新川も越えなければならないため、地上8階ほどのとんでもない高架駅にならざるを得ません。
「田園風景と絶大なパノラマと夜景」だとか、「津波避難タワー」などを売り文句にしても構わないと思いますが、沿線住民からすれば何度もエレベーターに乗るか、地下鉄を上回る数の階段を昇り降りしなければならなくなり、迷惑以外の何物でもないと思います。
県道68号線と新大治橋を降りたところで合流します。三本木「駅」では合流したばかりでまだ地上に降りることが出来ないので高架駅とします。
ここからようやく地上に降りていきますが、道路のつくりが将来地下鉄を通すくらいのことしか考えておらず、まさかLRTをここに通すとは思わない感じになっています。
そのため、線路を従来どおりの真ん中に通すのか、複線ごとどちらかに寄せるのか、上下線を引き離して「サイドリザベーション」にするのかは実際に計画が始まった際に有識者や沿線住民の意見で決めるべきではないかと思います。
大治電停は設置できそうな場所が大治南小北交差点の西しか考え付かないのでしるしをしました。
南西条は大治西条から南にずれていますが、地下鉄が開通した際に出来るであろう場所にしました。
また、中川区の「半飛び地」状態の不便解消にもつながるかと思います。
続いて地下案ですが、稲葉地からまたは中村公園から大治までほぼ直線ルートにし、駅部分を除いてシールド工法にします。(地下鉄にしたとしても同じ事をすると思いますが)
そうすればマンションなどにもほとんど干渉せず、立ち退きなどもほとんど必要ないと思います(ゼロではない)。また、稲葉地本通(稲葉地駅予定地)や大治町内の電停工事部分以外では工事による車線規制もほとんどなくなるものと思います。
厄介なのが名古屋の地下鉄でも経験したことのない2ヶ所連続大河川を渡る事です。コストの事はわかりませんが、実際に計算するとざっと調べただけでも驚くことでしょう。
新川を過ぎたところで地上に上がり、高架案とは違い、三本木で地平になるので「駅」ではなく、「電停」として設置できます。地下案にすると、サイドリザベーションは難しいかもしれません。
南西条から西の七宝町内です。 原案ルートは別記事にてお話します。
七宝大橋を渡ればいよいよ「あまトラム」の名前のもととなったあま市に入ります。
地下鉄計画では「あま市七宝庁舎南」あたりで終点となりますが、そのギリギリまで県道68号線のド真ん中を路面電車が走っていたら間違いなく迷惑になるでしょう。また、旧道とを結ぶ道路にしがみつくようにしても既に新築の建物も建ち始めているため、厳しいものがあります。
そのため、道路の真ん中を走る案であれば、七宝大橋西交差点で北寄りにずらし、専用軌道とします。真ん中から北にずれる場合、道路が干渉するのは名古屋方面のみですので、交差点の東側から徐々にずらしていく形にします。
これには理由があり、出典は忘れてしまったものの、旧七宝町のイメージ図によると、地下鉄七宝駅が地上に出ていることから、七宝大橋西あたりから地上に出ないとつじつまが合わず、まったく整備されないうちに地下鉄用地として用意しておかないと地上案が流れる恐れがあります。
この用地に一軒でも建物が建ってしまうと一気に困難になってしまいます。
そして、七宝庁舎のそばで曲がり、スーパー「ベルズ七宝」の店として機能していない部分を電停予定地とします。トラム七宝で終点としない場合、そこから先は佐屋街道を西へ向かってゆっくりと曲がっていきます。
そこから先は地下鉄用地流用案からそれるため、新規に記事にしたいと思っております。
よろしかったらこちらへクリックをお願いします。
にほんブログ村
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます