風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

熊野灘の風景 2019年 その5 新鹿海岸

2019-01-20 | 三重県・海・熊野灘
 熊野市新鹿(あたしか)海岸へ向かいます。

①途中で見た光る海。


②背後は新鹿海岸。


③透明度抜群の海です。


④遠浅で波静かで、きめ細かい砂のビーチです。








⑦絞りを変えて遊んでみます。








⑩人影はおろか足跡もない冬の海です。





⑫津波タワーです。
 東日本大震災の2年前に作られたもので海抜は12m。
 今となればもう少し高さがほしいようです。


⑬タワーの上から。


⑭南側へ回り込んでいます。





⑯きれいな水が流れ込んでいます。


⑰カモメたちはいつもここで水を飲んだり、体を洗ったりしています。


⑱風紋が残っています。


 明日は鬼ヶ城です。

熊野灘の風景 2019年 その4 熊野・二木島湾

2019-01-18 | 三重県・海・熊野灘
 熊野市二木島湾です。

①手前はマダイの養殖生け簀。
 左奥はマグロの養殖生け簀。


②マグロ養殖の巨大な生け簀が並んでいます。
 夏に熊野灘沖で穫れるヨコワ(本マグロの幼魚)を、2~2年半かけて成魚に育成しています。


③甫母港から船が出てきました。
 浮きの上に1羽ずつカモメが止まっています。


④テトラポットの上は鵜の群れ。


⑤港の近くでも水は青く澄んでいます。


⑥船の左の山の外海側は有名な楯ヶ崎です。


⑦<参考>楯ヶ崎。高さ80m、周囲600mの柱状節理の岩壁が毅然としてそびえています。
 陸上から見た景観。


⑧同 海上から見た景観。


⑨甫母新港。


⑩キングコングの背中のようなふたつの山。
 左は海金剛。


⑪<参考>海上から見た右が高さ162m、ほぼ垂直な柱状節理の岩壁、海金剛。


⑫同上。


⑬同上。


⑭ちょうどマグロにエサをやっていました。
 エサはイワシ。


⑮反対側へ回り込みます。
 湾央部の水深50mと深く、潮通しのよいところに生け簀(コワリ)が作られています。


⑯マグロが飛び跳ねてエサを漁っています。


⑰橋上から見た二木島港。
 右はJR紀勢本線、二木島駅付近。


⑱たまたま普通列車が通りかかりました。


熊野灘の風景 2019年 その3 賀田湾

2019-01-17 | 三重県・海・熊野灘
 尾鷲市賀田湾をめぐります。




②古江漁港の船だまり。


③山の中腹まで家が続いています。
 駐車場などは埋め立てられて作られたものです。


④風もなく暖かい陽光が差し込んできます。
 着ていたセーターはとっくに脱いでいます。








⑦小さな神社の横の船だまり。


⑧<参考>春、桜咲く賀田湾。


⑨同上。


⑩熊野市との境に来ました。
 大黒地とよばれている岬の沖を船が行きます。


⑪この地方特有の柱状節理の岸壁です。
 岬を回り込めば、柱状節理の岩盤で知られた三木崎です。


⑫<参考>三木崎、有名な釣り場です。
 巨大なトウフを並べたような岩が規則正しく並んでいます。
 実際トウフという名の磯釣りの岩場もあります。


⑬同上。


⑭同上。


⑮須野トンネルを越えて熊野市に入りました。
 この間の国道が開通したのは、2001年11月のことです。
 まだ紅葉が残っています。





⑰二木島湾です。


 明日はマグロ養殖で知られている二木島湾をめぐります。
 

熊野灘の風景 2019年 その2 尾鷲・三木浦

2019-01-16 | 三重県・海・熊野灘
 三木里海岸から三木浦へやって来ました。

①国道沿いの高台から賀田湾を見ています。
 尾鷲から熊野に至る海岸は湾内は複雑に入り込み、海は深く水は澄み、山は青く高く連なっています。


②リアス式海岸の奥深い入り江は、荒波からかくまうのに絶好の港であり、沿岸漁業だけでなく江戸時代末期までは捕鯨漁も盛んに行われていました。


③温暖で水深がある三木浦はマダイ、マハタの養殖が盛んです。





⑤筏の上の青いボックスは釣り人のトイレにしては背が低く、入り口もいびつです。
 養殖の作業に使うものだと思われますが、何かはっきり分かりません。











⑨三木浦の集落へ下りて来ました。


⑩テントは主に作業用に使われるものです。
 伊勢えびの網のつくろいをしている人がいます。


⑪三木神社の前には正月用ののぼり旗が揚がり、船は大漁旗です。


⑫このあと向かう古江の集落が見えています。





⑭筏には養殖のエサのおこぼれをねらうカモメが集まっています。


⑮背後の絣模様の波紋が美しいです。

熊野灘の風景 2019年 その1 尾鷲・三木里海岸

2019-01-15 | 三重県・海・熊野灘
 久しぶりに尾鷲熊野(東紀州)地方の海・熊野灘を訪れました。
 1月7日、8日です。
 今までは早朝出発の夜間帰宅という日帰りばかりだったのですが、今回は無理をせず、40年ぶりに熊野市内に泊ってゆったりと撮影しています。
 今回は尾鷲市三木里から国道311号沿いに南下します。
 まずは三木里海岸からです。
 1月7日の撮影です。

①遠浅の澄み切った水と1kmも続く白い砂浜。
 背後は紀州藩主時代の徳川吉宗が植えさせたといわれる樹齢300年の松林。
 夏はビーチパラソルが並びますが、今は誰もいない海です。























⑨少し離れたところから海岸を見ます。


⑩小堤防に釣り人がふたり。














⑮外海は豪快な断崖絶壁、内海は深い湾や入り江、そのところどころにこのような白砂青松の海岸があります。


 明日は三木浦です。