風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

山陰の旅 その5(浦富海岸)

2015-06-04 | 山陰
 山陰海岸国立公園は西は鳥取砂丘から東は京都府網野海岸にいたる全長約75kmの長い海岸の国立公園です。
 今回はその西部に位置する浦富(うらどめ)海岸などを回ってきました。

①鳥取県岩美町浦富海岸。
 浦富海岸の代表的な景観、城原海岸と菜種島。
 

②浦富海岸は遊歩道が整備されており、海岸まで下りて磯から砂浜、砂浜から磯へと歩いてすばらしい景色を探勝できる。
 これは水尻洞門。


③~⑤遊歩道を歩く。
 岩場と岩場の間には小さいが美しい砂浜がある。






⑥~⑧日本海の波に浸食された海蝕洞も多い。
 そのひとつ酒宴洞門から外をのぞく。






⑨岩場にひっそりと浜昼顔が咲いている。


⑩浦富海岸海水浴場付近。


⑪ここで気分転換に目の錯覚問題を。
 左の船溜まりの水面と右の海岸の水面は同じ高さのはずなのに、左の方が高く見えませんか?
 船溜まりのコンクリートをぶち壊せば、右の砂浜へ海水が流れ込んでしまうように思えるが(^^;)。
 私は以前もここで写真を撮っていて、同じように悩んだことがあります(^^;)。


⑫とある小さな浜辺。
 打ち寄せる波が砕け、弧を描いて広がる。
 海面に無数の太陽がきらめく。


⑬船を引き上げるのにコロを敷きロクロを回す。
 なつかしい風景。


⑭はるばると万里のかなたから次々に波が押し寄せ、海岸で波頭が砕け、波はついに息絶える・・などとアホなことを思っている(^^;)。


⑮写真を写すのは、今回は鳥取県までのはずが、いつの間にか兵庫県まで密入国してしまった(^^)。
 兵庫県新温泉町居組の港。
 こんもりした二つの小島の風情がいい。


 山陰海岸は季節風が吹き荒れる冬場は別にして、青いおだやかで静かな海と、まだまだ自然のままの海岸風景が迎えてくれます。
 三重県から遠くない距離です。
 今回より東の海岸はまた別の機会にご紹介します。

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