10月13日、午後3時過ぎ、秋田県八幡平、標高944mの大沼は雨にあられが混じっています。
この時期、もちろんまだ夏用タイヤなので、早々に撮影を切り上げ、本格的な雪にならないうちに八幡平アスピーテラインで岩手県八幡平へ向かうことにしました。
今夜の宿所はアスピーテラインを降りた岩手県の東八幡平です。
車搭載の温度計は3度を示しています。
標高985mの後生掛温泉までは大沼と同じ状態です。
1100mのふけの湯まで上ってくると、みぞれに変わってきました。
気温2度、ふけの湯の広い駐車場で少し停まり、迷いましたが、後ろから走ってきた軽自動車が躊躇なく登っていきます。
引き返すとなると、鹿角八幡平ICまで下りて、高速利用の相当遠回りになります。
意を決して、このまま上って行くこととしました。
ふけの湯から上は急坂のきついカーブの道となり、みぞれが雪になってきました。
上るにつれ、道沿いの笹の葉に雪が積もり、だんだん道路の雪が深くなり、前車の轍の跡がくっきりと浮かんできます。
こんなところでUターンは出来ません。
上って行くしかありません。
怖いのは下ってくる車のスピンですが、一台すれ違った車は超スローの慎重運転で、幸いそんなこともなく、なんとか峠まで上がってきました。
アスピーテラインの最高所、見返り峠1541m。気温零度、積雪は約5cm。
ガスっていて視界もききません。
これからの下りが問題です。
私の車は大きくない4輪駆動車ですが、4駆だけでは雪道の下りにまったく通用しません。
夏用タイヤでの下りの雪道の怖さは経験済みです。
だった一度ですが、スピンしてガードレールに接触したことがありますが、あのコントロール不能の経験は頭の中に深く刻み込まれています。
いつまでも、平坦な駐車場で思案していても仕方ありません。
その間にも雪は降り積もって行きます。
下りの岩手県側は秋田県側に比べて、しばらくの間は傾斜もカーブも緩やかです。
スローでスタートしました。
私の後ろに続く車も、前からくる車もありません。
原則ノーブレーキ、ギアは2または1で下って行きます。
200mほど下ったところで、先ほど追い越していった軽自動車がスピンして、上り方向に車を向けてガードレールに接触して停まっています。
男の人が車外へ出て、携帯でどこかへ電話をしているようです。
地元の岩手ナンバーです。
申し訳ないが、ブレーキをかければこちらも即スピンなので停まれず、また停まってもなにも出来ず、これはJAFにお任せしかないようです。
そろそろと横を通り抜けて行きましたが、もしあの車が道の真ん中で停まっていたら、衝突または接触は免れないところでした。
熊沼の駐車スペースに1台、上りの車が停まって思案している様子でしたが、時々ギアを1に入れるくらいの亀のようなスロー運転なので、危険性は察してくれたことと思います。
標高1260mの源太岩付近までくると、気温は2度ながら急速に雪はなくなり、肩の力を少し抜くことができました。
これ以降、路面に雪はなくなり、みぞれが雨に変わってきました。
標高1000mの御在所温泉の駐車場で停まり、ペットボトルのお茶を飲んで思わず安堵の溜息をつき、生き帰ったような気分を味わいました。
あらためて、雪の山岳道路通行の怖さと、冬用タイヤのありがたさを実感しました。
振り返って下ってきた道の方向を見上げても、ガスと雨でほとんど見えず、なにも写真はありません。
という、オソマツな話です(^^;)。
八幡平頂上へ向かう道は、翌日14日は終日通行止め。
15日の12時にゲートがオープンしたようです。
写真は翌朝14日の旧松尾村からの八幡平の山々と岩手山です。
この時期、もちろんまだ夏用タイヤなので、早々に撮影を切り上げ、本格的な雪にならないうちに八幡平アスピーテラインで岩手県八幡平へ向かうことにしました。
今夜の宿所はアスピーテラインを降りた岩手県の東八幡平です。
車搭載の温度計は3度を示しています。
標高985mの後生掛温泉までは大沼と同じ状態です。
1100mのふけの湯まで上ってくると、みぞれに変わってきました。
気温2度、ふけの湯の広い駐車場で少し停まり、迷いましたが、後ろから走ってきた軽自動車が躊躇なく登っていきます。
引き返すとなると、鹿角八幡平ICまで下りて、高速利用の相当遠回りになります。
意を決して、このまま上って行くこととしました。
ふけの湯から上は急坂のきついカーブの道となり、みぞれが雪になってきました。
上るにつれ、道沿いの笹の葉に雪が積もり、だんだん道路の雪が深くなり、前車の轍の跡がくっきりと浮かんできます。
こんなところでUターンは出来ません。
上って行くしかありません。
怖いのは下ってくる車のスピンですが、一台すれ違った車は超スローの慎重運転で、幸いそんなこともなく、なんとか峠まで上がってきました。
アスピーテラインの最高所、見返り峠1541m。気温零度、積雪は約5cm。
ガスっていて視界もききません。
これからの下りが問題です。
私の車は大きくない4輪駆動車ですが、4駆だけでは雪道の下りにまったく通用しません。
夏用タイヤでの下りの雪道の怖さは経験済みです。
だった一度ですが、スピンしてガードレールに接触したことがありますが、あのコントロール不能の経験は頭の中に深く刻み込まれています。
いつまでも、平坦な駐車場で思案していても仕方ありません。
その間にも雪は降り積もって行きます。
下りの岩手県側は秋田県側に比べて、しばらくの間は傾斜もカーブも緩やかです。
スローでスタートしました。
私の後ろに続く車も、前からくる車もありません。
原則ノーブレーキ、ギアは2または1で下って行きます。
200mほど下ったところで、先ほど追い越していった軽自動車がスピンして、上り方向に車を向けてガードレールに接触して停まっています。
男の人が車外へ出て、携帯でどこかへ電話をしているようです。
地元の岩手ナンバーです。
申し訳ないが、ブレーキをかければこちらも即スピンなので停まれず、また停まってもなにも出来ず、これはJAFにお任せしかないようです。
そろそろと横を通り抜けて行きましたが、もしあの車が道の真ん中で停まっていたら、衝突または接触は免れないところでした。
熊沼の駐車スペースに1台、上りの車が停まって思案している様子でしたが、時々ギアを1に入れるくらいの亀のようなスロー運転なので、危険性は察してくれたことと思います。
標高1260mの源太岩付近までくると、気温は2度ながら急速に雪はなくなり、肩の力を少し抜くことができました。
これ以降、路面に雪はなくなり、みぞれが雨に変わってきました。
標高1000mの御在所温泉の駐車場で停まり、ペットボトルのお茶を飲んで思わず安堵の溜息をつき、生き帰ったような気分を味わいました。
あらためて、雪の山岳道路通行の怖さと、冬用タイヤのありがたさを実感しました。
振り返って下ってきた道の方向を見上げても、ガスと雨でほとんど見えず、なにも写真はありません。
という、オソマツな話です(^^;)。
八幡平頂上へ向かう道は、翌日14日は終日通行止め。
15日の12時にゲートがオープンしたようです。
写真は翌朝14日の旧松尾村からの八幡平の山々と岩手山です。
怖いですねえ。
岩手ナンバーの車が一回転ですか
写真どころじゃありませんでしたね。
ご無事で何より。
朝陽を眩しく受ける山々が美しい\(^o^)/
私は暖かいところに住む、三重県人としては雪道走行の経験があるほうです。
若いころはスキーのため、チェーンを巻いて、飛騨、野沢、妙高などまで車で走っていました。
昨年も八甲田山まで雪道を走ったくらいです。
また、制御不能のあの恐ろしさも身にしみています。
それだけに、夏用タイヤでの雪道走行の怖さは少しは知っているつもりですが、今回は無謀過ぎました。
ふけの湯から引き返し遠回りして行くべきでした。
こいつはアホだなと思われるのを覚悟の、まさにブログネタです(^^;)。
硬い風景写真ばかりの息抜きの、まことにおそまつな話に、ご心配いただきありがとうございます。
あの雪の頂上で、写真を撮っていたら、ガッツのある男ととられるか、あほなやっちゃととられるか。後者でしょうね(^^)。
少しもそういうことを考えなかったというのは、私はまともな男なのでしょうね(^^)。
あきらかに危険をおかしての写真撮影は、コンテストでも対象外になることもあります。
私の危険撮影は、雨に打たれて風邪をひくくらいのリスクにとどめておくよう、これからこころします(^^)。