風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

再び・台風去って

2018-10-02 | 三重県・海・伊勢湾
 台風24号は去って行きました。
 記録的な強風、伊勢湾台風に匹敵する高潮などといわれていましたが、私の住んでいる津市では、風は前回の21号のときの最大瞬間風速(35m)よりも弱い32m(ちなみに伊勢湾台風は51m)、高潮も海へ見に行った限りでは伊勢湾台風のときよりはかなり低かったように思います(当時と海岸の地形が大きく変わっており正確な比較が出来ず、またこどもの頃のことなのではっきりとは覚えていませんが)。
 わが家はまた屋根瓦が一列、20数枚飛ばされましたが、この程度ならいたしかたないと思っています。

①朝10時、海はおだやかで、うねりもほとんどありません。
 雲間からうっすらと光りの筋が降りて来ています。


②沖合には強風による岸壁激突などを避けて湾央に避難した大型船舶の姿があります。


③台風一過の青空とはいきませんが、これはこれでおもしろいものです。


④この台風の中をどこでどのようにして過ごしていたのか、かもめたちが陽光の海を舞っています。


⑤汚いものを見ていただくのは気が引けますが、漂着ゴミなどがより陸側に押しやられています。
 水産加工場の駐車場のフェンスがそれらを遮っています。








⑧こちらは別の海岸の午後3時過ぎ。
 干潮時間近で潮が引いています。
 雲がなくなり青空です。








⑪高潮による海水は右手の防潮防風林で止まっています。


⑫こちらは植えて10年ほどの小さな松林。
 見にくいでしょうが、中ほどに杭につながれた犬のごんたがいます。
 彼といっしょに歩くと写真が写せません。


⑬静かな水辺をランニングの人がひとり。


⑭高潮はこの砂浜を乗り越えて湿地にも進入しています。
 これはめったにないことですが、堤防に直に海水は迫っていません。
 この付近は伊勢湾沿いでも海岸の砂浜が広い地域です。


⑮こちらはわが家の屋根です。
 前回の台風で飛んだ瓦のあとの白い覆いがめくれて、その奥の一列の瓦が飛んでしまいました。
 このへんは瓦がなくても雨漏りにほとんど影響しないようです。
 一列が落下しても二列が落下しても同じようなものです。


⑯前回の台風で壁の一部が崩落したところは、朝早く板金屋さんが来てきれいにトタンを張ってくれました。
 これで大雨が降れば天井はジトジト、廊下はベタベタから解放されます。

 

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