風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

山からの贈り物・海からのいただき物

2018-11-08 | その他
 津市北部の海岸を歩いていると、砂浜に落ちているクルミをよく見かけます。
 木曽三川(木曽・長良・揖斐川)の上流の山から流れて来たものです。
 こどもの頃、この山からの贈り物・クルミを海岸で拾って時々食べていました。

①砂浜を50mほど歩いただけで、これだけのクルミが拾えました。
 オニグルミです。
 こどもの頃はこれを食べるため、家から古釘をポケットに忍ばせ、道ばたに落ちている固そうな石を持って来て、堤防のコンクリートの上でクルミをたたき割っていました。
 オニグルミは殻が厚く堅く、実を取り出すのがたいへんです。
 仲間は石が滑って自分の指をたたき、けがしたこともありました。


②「労多くして功少なし」とはこのことで、古釘でほじってもほんの少ししか実が取れず、また石で力一杯たたかないと割れないため、実も粉々になって殻と混じりあい、食べるのに往生しました。


③お菓子に利用されるのはシナノクルミのようです。
 今のこどもはこんな物、苦労して割ってまでして食べないようです。








⑥こちらは海からのいただき物、友人からもらった体長60cm弱のサゴシ(サワラの成長過程の呼び名)です。
 彼はクルーザーを持っており、トローリングで釣ってきたそうです。
 サシミや焼き物で食べました。
 春になるころには1m以上にもなり、脂の乗ったサワラになるのでしょう。


⑦別の日に写してあったプレジャーボートです。
 トローリングとルアーでサゴシを釣っているようです。




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