わんこーちんぐ

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ニコちゃん⑫ オイデは逃げましょう。

2015年05月29日 | ニコちゃん

「呼んでも来ないです」とおっしゃる飼い主さんに、普段どうやっているか見せてもらうと

かなりの確率で犬に向かって歩いていく犬からしたら、オイデ=人が来るんだになります。

あとは追い詰められる感じ・圧迫感も感じているでしょう

自分(犬)から遠ざかっていくものを追うのが好きということで

オイデ教えるときは犬から離れたい

早く動くものほど興味強くなります。

動くものが好きじゃなかったとしても、安心できる人が近くにいないと距離を詰めたい気持ちになって

犬のほうから来たくなりますよ。では動画をご覧ください

 

 

こんな感じです。声のかけかた、側に来てもすぐに手を出さないところ、離れる距離感など動画が参考になると思います。

映像ではすごく逃げた感じではないけれど、それは踏まないため(笑)

本当に小さくて思うように動けなかった

 

さて何を教えるにも共通していえることを書きます。

 

>>何を教えるにも初めは言葉が通じません<<

 

今回なら「オイデ」と言えば【犬が人の側に来る】を教えたい訳ですが、

「オイデ」と言われて何をしたらいいか解らない!

 

動きと、音を有効に使いましょう

 動きはオイデなら逃げる(離れていく)こと

 音は手をたたく、拍手する音

 それと名前だったり、オイデだったり声を出す。

 

どれも犬が人の側に来たくなる「行きたい」って気持ちを芽生えさせる為

 

たまに呼んで犬が来たのに、

寄り道した・・・。すごく遅かった・・・。途中で止まって動かなくなったシーンがあった

こんな理由から「もっとちゃんとオイデでしょ」なんて言われている犬を見かけます。

 

ご自身に置き換え、下記のシーンで、どんな気持ちなるか、思考になるか、考えてみてください。

頼まれた用事をやったのに、出来に対してチクチク言われた。

・・・どうでしょう。関係性もあるでしょうけれど、

何かあったら声かけて~、私いつでもやるよってなりました?

1回でゲンナリ 嫌にならなくても、毎日何度も繰り返されたら

正しく教えようとすることに囚われないで繰り返して、すこしずつ寄り道しなくなれば良いのです。

側に来たのに「小言」&「叱る」は無いように願いたい

 

スワレを教えるなら逃げはしませんが、手を上に持ち上げるゼスチャーをします

言葉だけで教えようとしない住み込んでいたときに

「初歩(何も教えていない犬)は人が犬の3倍動け」という

教えがありました。

つい楽をしがちですが体も、音も、ぬくもりも、楽しむ気持ちも、総動員したい

感情出すこと、運動すること、感じることが現代少なくなっているからか

考えない、言葉に頼らないが難しいと、おっしゃるケースがほとんど

できないのではなく、普段使ってないから しまいこんでいる  だけ

意識して使っていきましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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