ＤＯＧ×ＰＯＬＩＣＥ

小説を頂いたんです　毎度たまには読んでみようと思っているのに相変わらず実用書ばかりになるなと思っていたので有難いプレゼントでした。しかも見習い時代を思い出す身近なテーマでとても読みやすかった

ポリスドッグってタイトルだと『警察犬』のイメージ強いかも知れませんが警備犬のお話なんです。読んでいて知名度としては確かに警察犬が上だな～と感じた２つの大きな違いは

　警察犬　事件が起きてから動く

　警備犬　事件が起きないように動く　

小説には爆弾を探知するほうが紹介されていたけど一般の感覚だと麻薬捜査犬なども警備の分類になると思う。未然に事件を防ぐほうに重きが置かれている警察犬は事件の解決、裏付けがメイン！あまり知られていないことなんだろう・・・。

本にはエサを作る排泄の時間が一日6回など警察犬の訓練所と変わらない部分が多くて懐かしかった訓練に大事な外せない要素ズバリ『親和』についても書いてあります

　親和　どうやれば言葉の通じない相手とそれを結べるのか解らなかった。親和は相手を信じる心！ただそれだけなのだ。

これも、もしかしてあまり知られていないことなのかな？と思うとちょっと寂しい　ただ信じるシンプルだけど至極難しい事だ時間費やしても出来る保証もなく、いつ出来るか解らない状況の中でひたすらやり続けるって大変な事です。私も見習いのときは「犬と仲良くなれるのかな？」って思いながら接してましたもんもう15年以上前の話しだけどさ・・・。

これって自分の気持ちとしては犬とって犬に意識があるようだけど　「仲良くなれるのかな？自分」って事が含まれているんだよねつまり自分を信じられていないんです。

相手を信じる＝自分を信じる　自分がやってきた事、働きかけ、目に見える行動と愛情、想い、願い、目にみえない心の部分、自分のあり方この両方を無条件でどれだけ信じられるか

ここに尽きるのではないでしょうか？書くまでもなく犬の訓練以外も共通の事だと思います

今までやってきた事、現在していること、この先への事を『信じる』事がどれほど大事か・・・大きさを表す言葉が大きすぎて見つからない　とにかくとってもとっても大事なのだ。

成功体験はもちろん、苦い経験があるから優しくなれる、同じ状況の人に掛ける言葉が見つかるなど利点は必ずある自己成長の為に全ての経験から学ぶ姿勢が親和を呼ぶと私は思う。

今日はもちろん「親和」を意識してお仕事行ってきますね（笑）みなさんも家族、仕事、自分自身と親和を計ってみてはいかがでしょうか　良かったらお試しください。