この本、もちろん人間向けです(笑)
犬も3歳くらいの脳を持つと言われており
人間の子供をしつける本を読むと勉強になるのでオススメ
私なりに犬に応用するならと思って「ココ」と感じたところを
まとめてみます。
目次
ほめ方と叱り方に気を付ける
「ダメ」「違う」をできるだけ使わない
時間の長さよりも質
ほめ方と叱り方に気を付ける
犬のレッスン中に「プロセスを褒めることが大事だ」と良く言うのですが
結果がでるまでホメない方が多いです。本にもあるのですが「すごい」「さすが」ばかりだと
人間の子供は早く終わって褒めてもらうことしか考えない、または「すごい」のだからもういいやと向上心を持たなくなるとあります。
すごいなら何がすごいのかを言葉にする「諦めないで続けたね~」などです。
結果は人間世界でも犬世界でも失敗はつきもの!
でも何かを目指したからこそ成長したことがあるはず。
結果が失敗だったとしても「次どうしたら良いだろう?」と考えられるよう寄り添っていけたら
人も犬もお互いに楽しみながら成長していけると思うのです
成功という結果が欲しくて自分にも犬にも過剰な期待がある気がします。この「期待」がやっかいなことは
本を読んでみてくださいね(笑)
「ダメ」「違う」をできるだけ使わない
やってはイケナイことをしたときに黙認するということではありません
犬なら刺激(首への振動)を送ります。
言葉と態度で「ダメ」「違う」ばかりだと心地よい思いは出来ないけれど
頭と心に残っていることは「ダメ」ばかりだと怒られる行動しかしません
だって「ダメ」しか知らないのだから・・・
注意している側は「そんなに怒ってばかりじゃない」感覚でいることが多いのですが
あなたの刺激を受け取るのは犬です。
褒めてどんな反応をしたか、叱ってどんな反応をしたか、確認を忘れないようにしましょう。
時間の長さよりも質
愛犬に遠慮がちな飼い主さんがいるのですが、話を聴かせてもらうと多いのが愛犬への罪悪感
・お留守番させてばかり
・運動不足になっている
・ストレスが溜まっていそう
どれも本当にそうなのかもしれません
罪悪感が何か有益をもたらすなら良いけれど、考えてみてください。
「悪いな~」「ごめんね」と思われながら共に生活する愛犬がどう感じるのか
すごくエネルギッシュなわんこなら 1日5時間くらい遊んでも足りないかもしれませんよ(笑)
悪いなと思うことは、できるときに可能な限り解消するとして
まず飼い主さんが幸せであることが大事です
本にも親が満足度が高いことが大切とありました
非言語で与える影響って
人間の子供であっても、
犬であっても大きいのです
一緒に居られる時間に限りがあるからこそ質の向上(愛犬との意思疎通)に時間を使ってください。
「2~12歳くらい」が対象の本でした。
人間の子供はいつか大人(成人)になる。
犬は3歳平均の脳であり、人間の子供の状態でストップする違いはありますが
この本を「犬のしつけの本」だと思って読んでもらうと2度3度オイシイでしょう
人の子も、犬も個性がある!
その子に適した伝え方・反復方法・気持ちへの寄り添い方は必ず存在します。
今うまく行ってないのなら、受け取る側が「わからない方法を繰り返しているのかもしれない」
ちなみに解らない方法を続けるのが「おしつけ」です。
「お」はいらない「しつけ」をしましょう。
大人だって「知らない・解らないことはできない」
人間ならカウンセラーさん・コーチングのコーチ
犬ならドッグトレーナーを頼ってくださいませ
あっ結局・・・宣伝になってしまった(笑)
本は間違いなくいいので許してくださいね
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