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私的に相当難しい本でした
それでも借りて良かったと思っています。
★精神障害を異常性とはとらえない
の章で、確かに特殊性をもった心のありかたであっても
本来ある心の働きが壊れて欠損した状態とか、逆に本来ありえない
異質な心の働きが出現した状態とは考えない
条件次第で誰にでも起こる現象
とありました。持っていない働きは表にでないってことですね
一部が鋭く飛び出すと本人・周りが困ったりすることになりそうです。
今まで精神疾患って心が壊れたんだってイメージだったので、なるほど納得
見ておいてよかった
75ページ 底知れぬ共同性への恐れの前段階に
依存を絶たれる恐れと、社会に飲み込まれる恐れとある
「安全」「承認」「受容」があってはじめて人は安心して世界に身を委ねられると
あります。
この3つ「安全」「承認」「受容」への不安がしがみつき、被害妄想を生むのではないか
というところが楽しかったわくわくってより納得、だろうなぁ、ほうほうって感じですね
人は一人では生きられない!を思い出した!(^^)!
85ページの精神発達は2つに分類されていることを知れた
①周りの世界をより深くより広く知っていくこと(認識)
②周りの世界をより深くより広くかかわってくこと(関係)
この2つが大人になるまで重要な取り組みなんだそうです
なるほどねー、それと自閉症にとても興味を持つ本となりました
他にも人から「自閉っ子っぽいな」と笑ってもらった(言ってもらえて、とても嬉しい)
のもあり他の自閉症の本も合わせて読んでいるので、感想はまた別に書きますね
こころとは!ってハッキリは書いてなかった当然だけど
私がこの本を読んで思った心は「安全」「承認」「受容」を常に感じていたい
ものなんだなぁです。
気になったら是非お手に取ってみてくださいませ
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