フィリピンの運転手の話、その後行方不明です

2021年08月01日 | フィリピン原住民のはなし 南方民族は阿呆だらけ
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ロクでなし不良運転手の話、フィリピン生活は大変だ{この話題で広告剥がし制裁するYou Tube!}

2021年07月28日 | フィリピン原住民のはなし 南方民族は阿呆だらけ


ロクでなし不良運転手の話、フィリピン生活は大変だ{この話題で広告剥がし制裁するYou Tube!}
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これがフィリピンの運転手だ!危ない!!そしてェ~ペットたち

2021年07月10日 | フィリピン原住民のはなし 南方民族は阿呆だらけ

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フィリピンで稀に高技能の大工が鉄製ベット製作した。

2021年07月07日 | フィリピン原住民のはなし 南方民族は阿呆だらけ
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仕送りで建つ豪邸、ベトナム「億万長者の町」 借金とリスク、それでも出稼ぎを夢見る

2021年06月30日 | フィリピン原住民のはなし 南方民族は阿呆だらけ

仕送りで建つ豪邸、ベトナム「億万長者の町」 借金とリスク、それでも出稼ぎを夢見る

6/20(日) 7:09配信
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GLOBE+

立派な門構えの邸宅が通りに連なる町ドータイン。海外の出稼ぎで得たお金で建てた家が多いという=2021年4月、ベトナム・ゲアン省ドータイン、宋光祐撮影

日本での技能実習を終えて一昨年6月にベトナムに帰国したファム・ティ・チャー・ミーさんは、家族の反対を押し切って4カ月後、今度は英国で働こうと密入国を試み、身を隠したコンテナの中で命を落とした。同じコンテナで亡くなった人がいたというベトナムの農村の町に向かうと、そこには豪邸が立ち並んだ光景があった。(宋光祐)

【写真】着物姿のチャー・ミーさんと、日本語でつづられた作文「私の夢」

<英国の事件の概要>英国ロンドン東のエセックス州グレーズで2019年10月23日未明、トラックの貨物コンテナの中から15歳から44歳のベトナム人の男女39人の遺体が見つかった。コンテナは密閉されたままベルギー北部から英国東部の港に運ばれた。中にいた39人はいずれも酸欠と熱中症で死亡した。今年1月には英国で、密入国を組織した北アイルランドやイングランド出身の男ら7人に対して禁錮刑の判決が下った。ベトナム側でもブローカーとして英国行きを募った男らに有罪判決が出ている。

チャー・ミーさん自身も、英国までの旅がどれだけ危険なものか分かっていなかったのかもしれない。

トラックのコンテナに隠れた密航は、英国だけでなく欧米の先進国ではありふれた事件だ。チャー・ミーさんが亡くなった後も、英国ではコンテナに隠れていた不法移民が何人も逮捕されている。同じ類いの事件はドイツや米国でも報道されているが、命まで落とすケースを目にすることは少ない。ましてや入国の「成功事例」はニュースにならず、「自分は大丈夫」と思えるのかもしれない。

私は、チャー・ミーさんとともに同じコンテナで亡くなった人がいたというゲアン省ドータインへ向かった。彼女の家から車で北へ約2時間の農村地帯にある町だ。

幹線道路から住宅地への通りに入ると、田畑が広がっていた目の前の風景は一変した。装飾を凝らした立派な門と塀に囲われた2階や3階建ての邸宅が連なっている。ハノイやホーチミンでも見たことがないような屋敷もあった。

この辺りは「億万長者の町」とも呼ばれている。かつては貧しい農村だったが、2000年ごろから出稼ぎに行く人が増え、大きな家が建ち始めたという。


借金背負う「マイナスからのスタート」

ドータインの路上で果物を売って暮らしているチュンさん(中央)と長女のニャンさん(左)、次女のタオさん=2021年4月、ベトナム・ゲアン省ドータイン、宋光祐撮影

欧州に出稼ぎに行ったことのある人を探し歩いていると、グエン・スアン・フオンさん(38)という男性に出会った。親類が10年前からドイツに出稼ぎに行っており、ここ数年は欧州や日本、韓国、アフリカ南西部のアンゴラに行く知り合いが目立つという。

「日本と韓国は合法的な制度であらかじめ働く会社が決まっているから安心だ。収入も比較的高い。欧州とアンゴラは稼げるけど、大半が不法入国で仕事は選べないリスクがある。コロナが収まれば、私は韓国に行くつもりだ」

行き先ごとによどみなく収入とリスクをてんびんにかける説明に驚いた。どこに行くかを選ぶ上で、合法的な制度かどうかはあまり重要ではないようだった。チャー・ミーさんたち39人が命を落とした英国の事件に何か思うところはないのか。

彼はこう答えた。「事件直後は怖がっている人も多かったけど、時間が経つにつれて印象が薄れている。コロナが収まれば、欧州に行く人は以前と変わらないと思う」

地域は異なるが、国連開発計画(UNDP)が18年に欧州に渡ったアフリカからの不法移民3000人を対象に実施した調査がある。そこでは、9割が渡航のさなかに危険な目に遭ったと答えた。しかし、あらかじめ道のりがどれほど危険かを知っていれば渡航をやめたと答えたのは2%だった。

ベトナムでは今、ハノイとホーチミンを中心に北部と南部が急速に発展する一方、中部は目立った産業がなく取り残されている。コネがなければ、都会に出ても良い仕事に就くのは難しい。自分には変えようがない厳しい現実のせいで、今いる場所に未来を見いだせなければ、外国に働きに行くことが人生を変えるための有力な選択肢になる。

道を尋ねるために、ドータインの路上でココナツを売っていた女性に声を掛けた。ゴー・ティ・チュン(38)と名乗った彼女が突然、思いもかけない言葉を口にした。「私はこの町で一番貧しい人間です」

夫は薬物の使用で3年前から服役しており、子ども3人を一人で育てている。毎朝午前3時に起きて果物の仕入れに出かける。路上販売を終えてからは収入の足しにするため、知り合いの畑で農作業を手伝う。仕事や家事を終えて眠るころには午後11時を過ぎる。その表情は、過酷な毎日に疲れ切っているようだった。

「周りで良い暮らしをしているのは、英国やドイツ、カナダに働きに出た家族がお金を送ってきてくれる人たち。私は子どもを外国に出稼ぎに行かせるお金さえ用意できない」

チュンさんにとって、日本の技能実習だけが希望の光だ。16歳の長男と13歳の長女には学校を終えたら日本に行ってほしいと願う。欧州や北米に行かせる資金は用意できないが、日本なら地元の行政の貧困対策として渡航費を借りられる制度があると聞いたという。

話している最中に長女のニャンさんが学校から帰ってきた。私を見つめる彼女に思わず、「将来の夢は何ですか?」と聞いた。

「日本に働きに行って、お母さんを助けてあげたい」。そう答えるニャンさんに、チュンさんも「私の夢は子どもたちが日本で働いて貧困から抜け出してくれることです」と言葉を継いだ。

日本に行くという彼女たちの夢が実現するのを願った方がいいのか、私には正直分からなかった。

法律に基づいて制度化された技能実習と、不法な入国と就労を前提にした英国行きは本来、まったく別物のはずだ。

しかし、ベトナムの海外労働者派遣に詳しい日本の関係者は以前、私にこう漏らした。「英国に密航して働くことと、技能実習には共通点がある」

どちらの国でも、働きにきた多くのベトナム人たちが、渡航や就職の仲介手数料をブローカーや人材派遣会社に支払うために高額の借金を背負っている。海を渡った異国でマイナスからのスタートを強いられる構図が同じなのだ。

その借金が足かせになり、日本では劣悪な労働環境に我慢を強いられたり、英国では大麻栽培など違法な仕事に追い込まれたりする事例が後を絶たない。(続く)

【次の記事】人生を賭けてやって来る外国人労働者たち 覚悟が必要なのは私たちの方だ

人生を賭けてやって来る外国人労働者たち 覚悟が必要なのは私たちの方だ
あるベトナム女性の夢
2021.06.16
日本での技能実習先の同僚と写真におさまるチャー・ミーさん(左側前から4人目)=実習先の会社提供

あるベトナム女性の夢④完
日本での技能実習を終えて一昨年6月にベトナムに帰国したファム・ティ・チャー・ミーさんは、家族の反対を押し切って4カ月後、今度は英国で働こうと密入国を試み、身を隠したコンテナの中で命を落とした。コロナ禍で明らかになったのは、エッセンシャルワーカーとして現場で働く外国人が先進国にとって不可欠だという現実だ。そして彼らは彼ら自身の夢も携えてやって来る。私たちはそんな彼らにどう応えるのか。(宋光祐)

【前の記事】仕送りで建つ豪邸、ベトナム「億万長者の町」 借金とリスク、それでも出稼ぎを夢見る

5月16日、ホーチミンに1軒の日本茶カフェがオープンした。名前は日本語の「ハス茶」。目立たない路地奥で客席もほとんどない、デリバリーを中心に営業する小さな店だ。

オーナーのグエン・ティ・トゥエット・スオンさん(26)は、17年6月まで北海道根室市の水産加工会社で技能実習生として3年間働いていた。先に日本に働きに行った6歳年上の姉に触発され、自分も日本が好きになった。高校卒業後にホーチミンの日本語学校で1年間学んだ後、実習生として日本に渡った。

「家族のお金を使って大学で4年間勉強しても、卒業したら仕事がないかもしれない。好きになった日本に行くことは、私にとってチャンスだと思えた」

工場では同じ世代の「カオルちゃん」という日本人女性に出会った。最初は口をきいてもらえず怖かったが、いつも並んで仕事をするうちに親友になった。冷凍のタラを加工する作業で、手がかじかんだら互いにこすり合って温めた。2人しか知らない秘密の引き出しに生チョコを隠しておいて、疲れた時にこっそり食べたこともある。「お前は帰ったらダメ」。帰国する時にそう言って抱きしめられた。思い出すと今も笑顔になる。
日本茶カフェをホーチミンに開いたスオンさん。店内の装飾も日本にこだわった=2021年4月28日、ホーチミン、宋光祐撮影

日本に行く目的は何だったのか。スオンさんは少し考えてから答えた。「半分はお金を稼いで家族を助けること。もう半分は自分の体験のため」

北海道にいる間は中南部ザライ省に住む家族に仕送りをした。「お金を送ってくれるのは助かるけど、自分のために使いなさい」。両親からそう諭された。先に帰国した姉も、「後悔しないために自分の好きなことをやりなさい」と励ましてくれた。

帰国してからはホーチミンで日系のIT会社などに勤めた。日本にかかわる仕事につけたのはうれしいけれど、大好きな日本茶をベトナム人に飲んで欲しい。そんな思いに突き動かされて、自分で店を始めることに挑戦した。実習生の時に蓄えたお金は開店資金の足しにできた。

「将来は自分の田舎やいろんな町に店を出したい」。それがスオンさんの夢だ。
チャー・ミーさんが描いた夢の化粧品店。名前は「サクラ」だった=日本の勤務先提供

故郷に化粧品店を開きたいと作文につづったチャー・ミーさんの姿が重なった。年齢も同じぐらいだ。母親のフォンさんが私に訴えていた言葉を思い返した。「あの子はお金持ちになりたくて英国に出稼ぎに行ったわけじゃない。そのことを、日本の人たちに分かってほしい」

チャー・ミーさんもきっと家族を助けるためだけでなく、自分のためにも外国に夢をかけたのだと思う。そのために、限られた選択肢から最良だと信じられるものを選んだ。ほんの少しでも状況が違っていれば、チャー・ミーさんもスオンさんのようにどこかに小さな化粧品店を開いて、自分自身の人生を始められたかもしれない。
チャー・ミーさんのお墓で遺影をなでる父親のティンさん=2021年4月14日、ベトナム・ハティン省ゲン、宋光祐撮影

国境を越える往来が制限されたコロナ禍で明らかになったのは、日本を含む先進国にとっては技能実習生のようにエッセンシャルワーカーとして現場で働く外国人が不可欠だということだ。それなのに日本でも英国でも、必要とされているはずのベトナム人が仕事を得るために費用を払い、リスクを背負っている。

「ご実家を訪問してきました」。ハノイに戻って数日後、チャー・ミーさんの作文を託してくれた佐藤さんに約1年ぶりにメールで連絡した。両親の暮らしぶりや日本の人たちへの感謝の言葉を伝えると、返事が届いた。

「あらためて技能実習生との接し方、働くこと以外に伝えられることがないか考える時間が増えました」
日本にいた時にチャー・ミーさんが母親のフォンさんに送った写真。着物姿でポーズを取っていた。写真には白いラインで装飾がされている=家族提供

何度も読み返すうちに、私が少なくともできることは、故郷を離れて異国で働くベトナム人を「出稼ぎ労働者」とひとくくりにしないことだと思った。将来の夢やまだ見ぬ世界への憧れと好奇心、家族からかけられる期待……。チャー・ミーさんのように一人ひとりに思いがある。

自分の人生をかけてやって来る人たちにどう応えるのか。覚悟が必要なのは私たちの方だと思う。(おわり)




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{過去記事}フィリピン人に人身事故で強請られてる話、フィリピンは天国

2021年06月16日 | フィリピン原住民のはなし 南方民族は阿呆だらけ
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フィリピンの運転手たちの話~大変だ~😹

2021年04月15日 | フィリピン原住民のはなし 南方民族は阿呆だらけ
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フィリピン2名が入金しないで逃亡した!その他、家庭の事情で休みの原住民も居る!どうしようもない。

2021年04月14日 | フィリピン原住民のはなし 南方民族は阿呆だらけ
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フィリピン2名が入金しないで逃亡した!その他、家庭の事情で休みの原住民も居る!どうしようもない。

2021年04月13日 | フィリピン原住民のはなし 南方民族は阿呆だらけ
フィリピン2名が入金しないで逃亡した!その他、家庭の事情で休みの原住民も居る!どうしようもない。
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駄目なフィリピン😹登録証とナンバープレートが違う問題=結論(ΦωΦ)後進国は仕事も満足にできない連中。非常に面倒な国なので来ないのが一番です。

2021年04月02日 | フィリピン原住民のはなし 南方民族は阿呆だらけ
駄目なフィリピン😹登録証とナンバープレートが違う問題=結論(ΦωΦ)後進国は仕事も満足にできない連中。非常に面倒な国なので来ないのが一番です。
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フィリピン当局がナンバー登録を忘れていた件、本当にドウシヨウモナイ後進国生活

2021年03月31日 | フィリピン原住民のはなし 南方民族は阿呆だらけ
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タブーに切り込む!フィリピン後進国人口爆発で人類滅亡危機!人口コントロールは政府責任しっかりやれ~!

2021年01月17日 | フィリピン原住民のはなし 南方民族は阿呆だらけ
避妊がタブーのフィリピン、パンデミックの只中にベビーブーム到来の「悲劇」

1/13(水) 18:00配信
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クーリエ・ジャポン

リプロダクティブ・ヘルス法案が可決された2012年、生まれた子供の世話をするフィリピンの母親たちPhoto: Dondi Tawatao / Getty Images

新型コロナウイルスによって医療現場が逼迫しているフィリピンに、追い打ちをかけるような事態が起きている。このタイミングでベビーブームが到来しつつあるのだ。貧困率が高く、宗教上の理由から避妊をタブー視する同国では、高出生率が深刻な「問題」になっている。

【画像】避妊がタブーのフィリピン、パンデミックの只中にベビーブーム到来の「悲劇」
出産がもたらす不安

ロジエル・フェルナンデスはマスクの位置を直し、ドクター・ホセ・ファベーラ記念病院にびっしりと並んだ簡易ベッドの1台に横たわる双子に寄り添った。

──ここは、世界中でもっとも忙しい産科病棟のひとつだ。

彼女の周りには、色あせた病衣を着た女性たちがいた。新生児の母親を一度に最大6人収容できるよう、2台1組でぴたりとくっつけ合ったベッドの上、それぞれが乳児をあやしている。この過密状態では一定の距離を取るなど不可能だ。時には、新型コロナウィルスの症状が見られた母親が隔離病棟へ運び込まれて行くこともある。

フェルナンデスは、設立されて100年経つこの公立病院に入院したくなかった。「赤ちゃん工場」の異名を持つ同病院がある地域は、フィリピンの首都近郊における最貧困地域のひとつ。周りを取り囲むようにバラック小屋が軒を連ね、近くには悪名高きマニラ市拘置所がある。
3人目の子供を生んだ時、彼女はこの子で最後にしたいと思っていたという。けれど夫は彼女が避妊手術(卵管結紮術)を受けることを拒否した。そしてその後、4人目の子供が2020年1月に生まれ、さらに同年11月、予期せず未熟児の双子を生むことになったのだった。

増える家族は喜びよりも不安をもたらしている。フェルナンデスは子供の世話をするためコールセンターの仕事を辞めざるをえなかった。夫は宅配業をしていたが、何ヵ月も続くロックダウンによって事業は成り立たない。夫婦は無一文になり、フェルナンデスは定期診療さえ受けられなくなった。

「パンデミックの真っただ中、私たちはただ生き延びるのに必死なんです」とフェルナンデス(33)は語る。授乳中の母親は妊娠しないと信じていた彼女は、双子を身ごもった当初、胃が押し上げられる感覚を無視したという。


悪化の一途をたどる貧困率

病院やクリニックは、フェルナンデスのような事例に対応することが増えている。

フィリピンはこの数年間、ささやかながらも、同国の貧困を悪化させてきた「高い出生率」を抑えることに成功していた。しかし、脆弱な医療制度が新型コロナウィルスによって崩壊寸前にある同国は今、ベビーブームに直面しようとしているのだ。

パンデミックとそれに続くロックダウンにより、人々は家族計画指導を利用することが困難になった。フィリピン大学人口研究所および国際連合人口基金によれば、15歳から49歳の女性の意図しない妊娠は40%以上増加し、2500万件にまで達したと推定される。

フィリピンの「Commission on Population and Development(人口開発委員会)」によると、1億950万人の人口を抱える同国は、このまま行くと2012年以来もっとも高い出生率を記録することになるという。

2012年といえば、有力なカトリック教会が中心となって避妊を否定してきたフィリピンで、家族計画を義務づける画期的な「リプロダクティブ・ヘルス法」が可決された年である。

調査によれば、出産が急増することで妊産婦の死亡が増加する。そして2019年に政府が「国家の社会的緊急事態」とした十代の妊娠に伴う危機をもたらす可能性があるという。子供の増加はまた、都市部の貧困層における超過密状態や飢饉、病気へとつながりかねない。

パンデミックにあえぐフィリピンは、ここ数十年で最大の経済縮小を記録するとみなされている。貧困率は16.6%にまで悪化しており、この数字はインドネシアやタイなど同地域内の大国の貧困率のおよそ2倍にあたるのだ。

さらに世界銀行の試算によれば昨年、フィリピンでは新たに270万人が、1日当たり3.2ドル以下で生活せざるを得ない状況を示す「貧困ライン」を下回ったと推定される。
貧困、無職、それでも増える子供

女性と子供たちは今、経済的混乱と医療上の緊急事態という「二重の危機」の矢面に立たされている──そうリサ・ホンティベロス上院議員は語った。

健康と女性の権利の提唱者である彼女いわく、フィリピンの医療制度は「Covid-ization(コロナ化)」を余儀なくさせられているという。リプロダクティブ・ヘルス制度の予算が新型コロナウィルス対策に転用されることで、ロックダウン中に女性たちが避妊手段を利用することが困難になっているということだ。

「新型コロナウィルスのパンデミックは、私たちの医療制度をも病ませました」と、ホンティベロス。

「フィリピン人が抱える慢性的疾患や、長らく続いている重要な健康問題などが後回しにされているのです」

パンデミック以前から、避妊は多くのフィリピン人にとって難しい問題だった。人口の80%がカトリック教徒とされるフィリピンにおいて、産児制限はタブーなのである。過去には教会が当局に圧力をかけ、「生活文化」を向上させるため、公共のクリニックにおける避妊手段の提供を禁止させたこともあった。

妊婦管理、家族計画および出生率を低減させるための「性教育」──そんな万能薬となることを期待されていたリプロダクティブ・ヘルス法は、教会の抵抗を鈍らせるだろうと考えられていた。しかし同法は、まず12年間もの立法上の論争を経てようやく法として成立し、その後さらに、最高裁判所で2年間も議論が行われている。そうした経緯があり「十代の避妊手段の利用」を含む主要条項は効力を弱められることになったのだった。

この新しい法案によって出生率が大きく減少したわけではない。2015年から2019年の人口増加率は1.52%であり、2010年から2015年の1.73%と比べてわずかな差でしかない。しかし、同法は望みを与えるものだった。中絶や緊急避妊薬は違法とされたままだったが、コンドームや経口避妊薬は以前よりずっと入手しやすくなったのだ。

文化を変えるには、何十年とは言わないまでも、やはり何年か掛かるだろう──医療の専門家らはそう語る。

避妊に対する誤った通説は根強く残っており、いまだに多くの女性が現代の家族計画手段に対して抵抗感を抱いている──そう語るのは、女性の性と生殖に関する権利の保護を推進する非営利団体「Likhaan Center for Women’s Health」の看護師、カレン・ピニェーダだ。

「たとえば、IUD(子宮内避妊用具)装着は効果がないというソーシャルメディアの投稿を見て、思いとどまる女性たちがいます」と、ピニェーダ。

「こうした投稿の書き手は『個人の経験に基づくものだ』と主張しているため、見た人が信じてしまうのです」

ジョヴィ・ルアルド(21)はドクター・ホセ・ファベーラ記念病院の患者だ。彼女は経口避妊薬を摂ることを拒否していた。ピルは卵巣嚢腫の原因となる可能性があるという、誤った警告を友人から受けたからだ。ルアルドと恋人は、避妊としてカレンダー法(標準日避妊法)を行っていたという。産児制限に最も効果が低いとされている避妊法のひとつである。

ルアルドはいつ産気づいてもおかしくない状態だ。彼女の周りにいる、新しく母親となった女性たちと同じように、彼女の今後の見通しは厳しい。収入を得ることに悪戦苦闘している恋人とふたり、職のない親となる未来に直面しなければならない。彼女はつぶやく。

「子供を養えない場合、どうすれば良いのでしょうか」

ここは最後の砦

クリーム色の壁を持つこの病院は、かつてオールド・ビリビッド刑務所の管理棟だった建物を使用している。アメリカがフィリンピンを植民地支配していた1920年に設立されてからほとんど変化は見られない。

ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は2019年、すべてのフィリピン人に公的医療保険を提供するユニバーサル・ヘルスケア法(国民皆保険法)に署名した。だがこの病院は、公衆衛生に対する予算拠出が過去何十年ものあいだ、いかに小さいものだったかを象徴している。

病院の入り口はこれまで、診察や出産のために訪れる妊婦たちであふれ大混雑していた。しかしパンデミック以降、そこは妊婦たちに代わり、新型コロナウィルス検査のためのテントでひしめいている。

2020年10月、病院は設立されて100年、初めて一時的にその門を閉じた。数人の医師が新型コロナウィルス陽性と判明したためだ。

ドクター・ホセ・ファベーラ記念病院での出産数は1日あたり40~60件にまで減少している。これはリプロダクティブ・ヘルス法が施行される前の約半数だ。それでも患者数は病床数を上回っているという。

リソースが足りていないことを医師たちは分かっている。しかし多くの妊婦にとって、ここは最後の砦とも言えるのだ。パンデミックがピークに達していた頃、同病院は、患者数が超過した病院、あるいは新型コロナウィルスの影響で閉鎖した病院から受け入れを拒否された妊婦や患者たちを入院させていた。

同病院のベテラン産婦人科医、ディアナ・カヒーペは語る。

「母親たちを追い払うことなんて、私たちはできません。もし誰も受けいれなかったら彼女たちは死んでしまうのだから」

David Pierson and Aie Balagtas See



kaz***** | 7時間前

堕胎や避妊が自然の摂理に反するというのは分かる。
ですが、高度な医療で人の命に手が加えられる現代において
そこだけ「自然の摂理」を通すのは無茶だと思う。

日本もあまり言える立場ではないかも。
高度な医療で人の命に手を加え過ぎた結果、
長寿命化が過ぎて大変なことになっている。

返信3

636
48

※ | 6時間前

避妊の手段としていきなりIUDやらピルが出てくるのもなんとも…。いやもっと手軽なコンドームは?
男性が避妊に協力するって概念が無さそうだと思った。宗教って便利な理由だよな。

返信0

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sqq***** | 6時間前

貧困、無知な程、出生率が上がる。厳然たる事実ですね。宗教は、主要因では無いだろうが、、、避妊や中絶の権利は有っても良いと思うがな。
コロナで家籠もりで、ベビーブーム。日本だと、社会不安から、逆なんだろうな。

返信4

280
19

* | 7時間前

パンデミックに伴う外出禁止or自粛が出生率の向上を促すことは予見できたはず。
フィリピンは格差が激しく、ボトムハーフが国民の大部分を占めている。自転車操業のような生活をしている人も多く、外出が制限された今、自宅で安価に楽しむことができる娯楽なんてフィリピンに関わったことのある人なら容易に想像できるはず。
停電が多い月の数ヶ月後の出生率が高まるのは、冗談のような本当の話。

返信0

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supagethi | 6時間前

だから宗教ってのは怖い
宗教自体を否定しないけれど盲目に教義に縛るのは様々な侵害だよね
人権もそれに入るし。
あくまでも宗教は道徳のほんの一部として機能すればよいだけで、現実社会の情勢についていけない部分は破棄してよいと思う
いうて文化状況によるだろうけど宗教なんて人を支配するための道具の一つでしょ。で、なぜか大多数に認められた唯のマインドコントロール媒体。
ある程度文化や社会が発展したら宗教なんて要らないよ。

返信1

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18

aff***** | 6時間前

日本に来るフィリピンの女性もカトリックの方が多いものね。

私のお友達もそうだって言ってた。

普段なら、フィリピンの方って、日本でもフィリピン人のコミュニティーがあるし、地元だと、それこそ「持っている人が持っていない人に振る舞う文化」だから、そのコミュニティーの中で何とかしてしまうんだよね。

一人のお金持ちが、一軒のお家で親戚までみんな面倒みちゃう!お年寄りも子供も...って言ってたな...

ただ、海外から送金するはずの「お金持ち」が出来なくなるとヤバイ文化でもある。

返信1

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tad***** | 5時間前

敢えて言おう。ます、どうしようもない国民だな、と思ってしまい、そんな自分を戒めるコメントを考えるが、見当たらない。

返信0

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7

eru***** | 3時間前

貧乏子だくさん。
ネグレクトを含めて現代日本にもありますね。
できることなら子供を本当に大切にしてもらえる家庭に生まれてきてほしい。
でも現実は子供を大切にしない母親の元に生まれる確率の方が多いですね

返信0

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5

bea***** | 6時間前

宗教の信仰現象は、人類生まれてから出現した現象じゃ無く、ある程度知恵が発達した人類が自然を認識する時自然発生の現象。
人類の科学技術更に発達により、信仰現象は自然に消滅する。じゃ無いと、社会の進歩や生活の改善に繋がらない。
良い例なら中国、悪い例と言えばインドですね。
日本では新興邪教の信者以外、殆ど宗教は信じない、唯の生活習慣で、古い神道教と繋がりが維持してる。政教分離はより徹底されたので、だから先進国になれた。

返信0

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pxk***** | 6時間前

スゲーな、フィリピンの人口が1億900万人とか出てるけど。

自分が子供の頃(昭和末期)とかは6000万人くらいて習ったのに。

フィリピンって国土面積もWIKIでさっき見たら299000平方キロって日本から北海道を取り去ったくらい。

大して広くもない国で貧しい国民が1億以上はやばすぎるわ。

返信0



twj***** | 3時間前

将来性0.00%なので結婚も家族も作らない。一家心中の最悪の結末なのは馬鹿でも予知出来る。楽観的に生きて子供が増えるというのもどうかなと思うが。誰かに助けてもらうとするなら富裕層に縋るのかな?それも虫が良すぎる。

返信0

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z*c***** | 6時間前

オギノ式、フィリピンではカレンダーメソッドっていわれているけど、は許容されている。
女性の体の特徴を利用しているだけなので、神の摂理に反しないという判断らしい。

返信0

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8

ykk | 6時間前

たぶん、みんな思っているけど、倫理観やら宗教観やら何やら気にして敢えて誰も言わない、触れないんだろうけど、単純に外野から見たら…

返信0

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夏の陽炎 | 3時間前

自分は高校出て上京したけれど田舎に残った友達の多くは早く結婚して居ますよ。

他に楽しみが無ければ、やる事は世界共通でしょう。

返信1

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bie***** | 4時間前

ドゥテルテ大統領が新型コロナワクチン欲しさに
「ワクチン売らなければ米軍基地の駐留許可を取り消す」
と豪語する裏にはこんな事情があったんだな。

返信0

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7

ibi***** | 2時間前

日本はコロナで少子化に拍車がかかったとニュース見たばかりだったので驚いた。

返信0

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princess-aurora | 3時間前

すべては「教育」ですね。

返信0

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hito******* | 4時間前

日本の少子化は貧困のせいでもなければ政策のせいでもない。

返信1

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piy***** | 2時間前

日本に来ないで下さい。それだけです。

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eal***** | 7時間前

あほや。
フィリピン人とは合わない!

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jay***** | 1時間前

避妊はタブーではありませんよ!タブーなのはクリスチャンが多いので妊娠中絶手術です。

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mix***** | 2時間前

自然の摂理なら、人類は失格だね

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hea***** | 3時間前

政府が赤子に手を下す

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木林森 | 6分前

タブーなのは避妊じゃなくて中絶なのでは?

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Xxx | 5時間前

よくこのご時世に子供つくるよなー。知り合いにも何人かいるけど

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aae***** | 3時間前

動物。




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フィリピン=大工が来ない~何回も雨漏れ修理。大工の能力が低いので解決しない!

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