百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

奇跡の生還

2010-10-13 14:01:42 | Weblog

 10月13日  (水)  ①
         平成17年1月1日より 2,144日目
                 歩いた歩数        その距離
         本日         13,149歩         9,204m
         総計   29,725,279歩  20,807,695m
パキスタン・アフガニスタン・イランを経てトルコのイスタンプールに向かう。後500,864m
 

 21世紀の大偉業、チリ落盤事故のフィナーレの救出作業が始まった。わたしは8時の放映開始から2人の作業員救出までテレビを凝視し続けた。人知を尽くした作業と逞しい作業員の団結で見事な救出劇が完成に近づきつつある。感動で涙が止まらない。

 この救出劇に全世界の人々がテレビに釘付けになって、それぞれの人が救出の役割に加わった居る気分で見つめていたのではないだろうか。地球の裏側のチリの現場に居る報道陣よりも、家の中に居てより早くより詳しく見、聞くことも出来た。地上に生還した作業員と家族の抱擁で、自分も家族の一員に成りきって感動をあじわった。

 この救出劇の第一の功労者は何と言っても現場監督のルイス・ウルスワさんだ。助け出されるには掘削で20日は掛るだろう。それには今ある食糧3日分を33人に平等に220日に分割して食いつながなければならないと判断、それを全員に納得させ実行出来た人柄があってこその成果だ。居住区を設定したり、8時間交代の規則を作ったり、夫々に作業分担を決めるなどの采配をし、全員がそれらを守り切った団結心もこのドラマを成功させた大きな力となった。これも美談だ。

 尖閣諸島の漁船の事故処理でうんざりしていた気分もこれで吹っ飛んだ。