今、小さな子供を持つ母親は、子供の将来・放射能問題について、恐怖感を持っている。やれ、どこの空間放射線量(その地域の大気中で観測される放射線量の強さ)がいくつだ。自分の住んでいる地域でも測ってくれ。牛乳は飲んでも大丈夫か?飲ませたくないなど。心配しすぎると、食べ物も食べられず、かえって栄養失調等で体に悪い。決して、放射線料を知らなくていいとは言わないが、そんなに心配なら、花粉症・風対策を思い出して欲しい。確かに、福島県内では、被災した福島第一原子力発電所のまじかということもあり、放射性物質の飛散が少なくなっていると言って、心配はよくわかる。しかし、考えて欲しい。事故のすぐあと、東京金町浄水場の水道浄水から放射性物質が検出されたのは、東京都より上流の取水場所にその直前に降った雨で待機中上空の富者性物質が落ちてきたからである。現在、金町浄水場の浄水は同じ取水しているが、放射能物質・放射能は検出されていない。東京より、西の地域、福島原発から200キロメートル以上離れていれば、その地域に住み続けていても、放射能障害を心配する必要はないと言える。もちろん、心配だから、雨が降ったら、雨にぬれないように雨がっぱ・レインコート・傘などを、雨のおそれのある日は常に持っていればいい。心配ならマスクをして外出すればいい。外から帰ったら、衣服を叩いてホコリを家にいれなければいい。さすがに小さい子は、幼稚園の園庭で雨にぬれた遊具をなめたり、砂場の土を口に入れたりしないように、注意する必要がある。しかし、ほとんの放射能おせん対策は、実は、風邪を引かないための対策。花粉症対策といった、今まで、普通に取っている対策で十分なのである。いたずらに、特別の対策を考える必要はない。園庭の土の入れ替え・除染もいまは、そんなに考えなくてもいいのではないだろうか。もちろんこれは東京より西側の地域について言い切れることであり、今、現在のことである。もちろん、今後、福島電発から放射能物質が飛散する恐れが全くなくなったとは言っていない。その時は再び心配すればいいだろう。
食品についても政府は、暫定基準以下という発表ではなく、どのくらい検出されているか数値を出して欲しい。検出されているのか。いないのかではなく、検出されて場合10くらいか、100以下か。厚生労働省が輸入品に出している検疫基準の370ベクレル未満か。今のままでは、たとえ、検出されていなくても、100以下であっても、その地域ということだけで、敬遠する消費者を増やしてしまう恐れがある。