本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

箱根山警戒レベル2へ。

2015-05-06 13:10:01 | 世界
(⇧⇧写真は天王寺動物園の出入り口で以下の本文とは無関係である。) ~~~~~~~~~~~~~~~~  箱根山の警戒レベルが1から2へ嵩上げされた。大涌谷からは噴煙(水蒸気)が濛々と湧き上がっているから、いつ更に上位の警戒レベルに到達してもおかしくない。あちらさんは人間レベルの活動はしていないのだ。  私がまだ幼少だった頃、私の所属していた町内会が箱根山にバスツアー . . . 本文を読む

大江が怒った。

2015-05-04 10:20:25 | 世界
 5/3の護憲派の集会で挨拶に立った大江が怒った。安倍晋三を何回も安倍、安倍と呼び捨てにし、あいつは嘘つきだと決めつけた。御年80歳になる彼は「こうして《人前に立つ》のもこれが最後であろう」とも予言したそうだ。世界で権威が認められているノーベル賞作家に『嘘つき呼ばわり』された安倍晋三とその一味はこの先どのツラ下げて人前に立つのだろう?。奴らこそ『国際的権威』が飯より好きな猿たちではなかったのか。 . . . 本文を読む

Sigrid&Ingegerd.

2015-04-29 11:46:40 | 世界
 SigridもIngegerdも私が中学生時代に海外文通していた相手の名前である。どちらも私と同年の女性で、Sigrid Wagnerはドイツ人、Ingegerd Selmamnはスウェーデン人だった。明け方甲子園球場の観覧席で古本屋のおじさんに漫画本を売る交渉をしている夢を見ていて、夢から覚めるとすぐ、何故かこの二人のことを思い出したわけである。  お名前の読みだが、正確な読み方は今も判らない . . . 本文を読む

総ては疑い得る。

2015-04-19 05:41:31 | 世界
 「全ては疑い得る」と言ったのはマルクスだったろうか。これも忘れた。(笑)健忘症の人間に限らないが、人は「これは忘れよう。これは覚えておこう」と忖度して忘れる訳ではない。気がついた時には重要事項でも何でも忘却しているわけである。  『日刊ゲンダイ』は今朝日とNHKの問題を集中的に取り上げているが、大手メディアは「そんなこと言っているのはゲンダイさんだけですよ♪」とでも言いたげに、例によって一列横 . . . 本文を読む

デジャヴ。

2015-04-05 17:35:34 | 世界
 《デジャヴ》は60~70代にかけて流行ったCSN&Y(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング⇦これはメンバーの名前を連ねただけのグループ名だ。)の持ち歌で、日本語では《既視感》と訳されていた。これに一体「大脳の錯覚」以上のものがあるのかどうか私には判断出来ないが、「あ、この光景は以前そっくり同じものを見た覚えがあるぞ!」という感覚なら、誰もが一度や二度は経験したことがあるだろう。 . . . 本文を読む

中国主導のアジア支援銀行?

2015-04-01 17:47:34 | 世界
 写真はマルナカのカフェ前の宝くじ売り場だ。以前はここもよく利用したが末等しか当たらなかった。アッソ。  昨日夜報道ステーションを見たら、中国主導のアジア支援銀行への出資を、主要国では日米だけが断ったとのニュースを流していた。イギリスも独仏もロシアも「バスに乗り遅れるな!」と言わんばかりに早速出資を決めたが、アメリカとその一の子分たる日本だけが主要28ヶ国参加の中で「中国はアブナイぜ!金が返って . . . 本文を読む

吉本隆明の対なる幻想。

2015-03-24 21:46:21 | 世界
 今日のお題は《吉本隆明の対幻想》である。彼は今ではむしろ「よしもとばなな」のお父さんとして知られているが、私くらいの世代のものにとっては吉本隆明は「よしもとりゅうめい」であって正規の名前である「たかあき」ではない。藤田敏八(ビンパチ)の映画の中に「りゅうめい・りゅうめいと呼ばないでくれよ、俺には《たかあき》という立派な名前があるんだから!」という台詞が出て来るが、あれは吉本を茶化して登場人物 . . . 本文を読む

チュニジアで邦人殺害

2015-03-19 09:52:37 | 世界
 そして今度はアフリカ北部の国チュニジアで日本人が殺されたという報道である。民放では5人と言い、NHKでは(まだ死んでねえぞと言いたいのか)3人という発表だった。世界中のあちこちで何百人も何千人もの人間が毎日殺したり殺されたりを繰り返している現状を思えば、《数》の問題などこの際どうでもいいじゃないかと言いたい人も当然おられるだろうが、御当人や御家族の方々にとってはかけがえのない命が失われてしまっ . . . 本文を読む

地球環境の危機。

2015-03-15 22:38:38 | 世界
 地球環境の危機が迫っている。季節がおかしい。猛暑の夏と極寒の冬ばかりが強調され、ちょうど過ごし易い春と秋などは何処かへ飛んでしまっているかの如くで、殆ど顧みられることがない。地球温暖化である。季節だけではない。人間社会が世界的に壊れている。  《奴は敵だ。敵は殺せ》という論理が人類史上途切れたことなど一度もないのである。この地上では《殺し殺される》の関係が寸暇を惜しんで延々と繰り広げられている . . . 本文を読む

円・ドル・ユーロ。

2015-03-14 23:27:49 | 世界
 円から見るとドルが一方的に高くなって来ていて、ユーロはどんどん落ち込んでいる。この《ドルの一人勝ち》的状況は何処まで続くのだろうか。逆にユーロはドルに対してなら善戦している。ユーロは今1ドル1.06ユーロ位で、円から見ると127円である。ドルに対してはなかなか円高には転じないから《外貨預金》ならユーロでやった方が賢いのではないかと言ってくれる人もいるが、私は今はもうどちらもする気にはなれない . . . 本文を読む

チクる。

2015-03-01 22:19:56 | 世界
 私は自慢ではないが、小学生の頃はチクることが好きで得意な嫌な子供だった。当時私の周囲に《チクる》という言葉が一般的に流通していたかどうかは記憶にないが、私は自分のクラスの担任教師を殆ど崇拝していたと言っていいくらいの言わば《優等生》だった。夏休み、冬休みとなれば身の回りで起こる様々な出来事を逐一日記に書いて先生に報告したい子供だったのである。だから《チクる》などという意識は皆無のまま私は日々チク . . . 本文を読む

キレる。

2015-02-28 12:54:07 | 世界
 我々大人に若者を教育する資格があるのか云々という議論は何も私の発明ではない。私が高校生のとき読んだ《マルクーゼ》の本に書かれていたことだ。米ソが冷戦時代の話だが、互いに相手の喉元に核兵器を突きつけ合っている《大人たち》に若者を教育する資格があるのかと、彼は言っていたのである。  若者たちが大人たちに不信を感じ、社会全体に対して憤懣をぶつける行動に出るという事態は、何も今始まったことではない。ず . . . 本文を読む

ピケちゃんの新・資本論。

2015-02-24 14:58:20 | 世界
 ピケちゃんの新・資本論だが、積んで置いても仕方ないのでパラパラ読み始めたが、フランスとイギリス、フランスとアメリカの比較検討など私には殆ど興味がなく読んでいても気が入らないからすぐ飽きた。これだったら、この本の隣にあった図解の解説書の方が良かったかも知れないが、それこそ《後の祭り》である。 . . . 本文を読む

残虐なのは空爆も同じ。

2015-02-17 04:27:36 | 世界
 私はイスラム国が残酷でないと言っているのではない。有志国連合の空爆だって同様に残虐だと言っているのである。イスラム国支配下にあっては指示に従わない者は殺されてしまうかも知れない。子供も女も《国民皆兵》であるから空爆は彼らを区別することなく殺戮してしまうだろう。彼らは互いに相手を殺す殺し合いを際限なく続けようとしているのだ。イスラム国の連中が跳梁跋扈しているのも、元はと言えばアメリカがサダムフセイ . . . 本文を読む

トマピケティ。

2015-02-14 23:45:24 | 世界
 トマピケティと言えば例の公式である。カタカナの《テ》が入らなかったから《テレビ》と入れて対処した!  r>g  rは資本の収益率でgは経済成長率を意味する。平たく言えば労働者たちがいくら一生懸命働いて稼いでも貧富の格差は広がる一方なので、これを是正するには巨大資本には重税を課すしかないというものである。そうしないと貧富の格差は拡大の一歩を辿るというこの公式と理論でピケちゃんの本は《現代の資本 . . . 本文を読む