欧米映画とかを中心としたところのいわゆる『話題作』・『問題作』といったところで、配給元が膨大な量のスポットを繰り返し流してこれにマスコミが便乗して煽動し「これは見ておかないと時代に後れる!」と我々一般大衆を錯覚の坩堝に投げ込んでしまうことが可能なのはほんの数瞬、せいぜい数週間の間だけである。ご心配なく。忘却は次の「熱狂(?)」のために必要不可欠であって、その後には次の熱狂が用意周到に待ち受けているわけである。このようにして我が世界のモード(流行)は間断なく仕掛けられ演出される。「世はなべてかくの如し」である。ぁそ。このサイクルは短いから、半年か一年我慢していれば程なくわが500円三本立ての場末の映画館にやって来る。昨日は正確に数えたわけではないが観客80人以上はいたように思うから、トビタシネマとしては盛況の部類である。公開が待ち切れない人はちょっとジェット機飛ばしてニューヨークでもどこでも行って下さいってか、昔アラカンという偉いお方は京都の撮影所から「ラーメンでも食いに行くか♪」とみんなを誘って北海道まで飛行機で連れて行ってしまったらしいからね。あっそ。「そこまでしなくても(←はあ?したくても普通の人には出来ないっつうの!)」NYtimesに登録すれば毎週新作映画のトレイラービデオが見られるよ♪ぁそ。 . . . 本文を読む