本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

壮大な八百長劇。

2011-08-03 11:03:33 | 世界
借金をしてまで間断なく海外での戦闘行為を続けて来たアメリカの財政は今火の車である。これは充分予期された事態である。オバマはブッシュの国防長官をそのまま登用したことでも明らかなように、軍事・外交面で共和党政権と一線を画すことなどなかった。「盟主・アメリカがこけると皆こける」ということなのか、どんなにアメリカの国家財政がピンチになろうと米国債のランク付けはAAAに維持される。これを支えているのは日本「円」と中国「元」である。その日本も中国も政治・経済の事情は磐石とは程遠い。日本は地震~放射能禍に襲われている最中であるし、「新興諸国」の代表=中国も鉄道事故の処理など一体どうなっているのか、全く危なっかしくて見ていられない。ユーロもドルも円より信頼性に欠けるということで、投機マネーは消去法で円へ流入するが、結果日本は「円高・株安」のダブルパンチに見舞われているのだと報じられる。円高によって不利も有利も生じる筈だが、円高のメリット(円高差益)などは殆ど報道されることがない。メリットはどうなったのか!?どこへ消えてしまったのか!?・・「先進諸国」「新興諸国」が皆のっぴきならない問題を個々抱え込んでいて、それを誤魔化し押し隠すことで世界体制を維持し続けているのか。一事が万事、我々は地球的規模で自然も人倫もあれこれ心配しなければならないのである。そういう時代である。 . . . 本文を読む