元よりリーダーも人間だから(!)咄嗟の事態への対応に完璧なる無謬性を期待するのは無理がある。ただその判断ミスが計らずも人命に関わるような事態を招聘してしまった際には、被害を受けた側は「誰でも間違いはあるよ。仕方ないさ」では到底済まされない遺恨が残る。大震災の際、高台にある幼稚園から海岸沿いの道路を経由して園児らを送迎バスで避難させようとしたため、みすみす子供たちを津波に飲み込ませてしまったケースでは、遺族から損害賠償請求の訴訟が出されている。石巻小学校では生徒らを校庭に集めて40分間避難経路等を検討した上で、北上川の堤防沿いを経由して子供らを小高い場所へ避難させようということになった。その結果全校児童の70%(74名)を、北上川を遡上して溢れ出た津波の逆流に呑み込ませることになった。11名いた引率の先生方もうち10名までが還らぬ人となった。私はこれまで先生方がそんなに多数殉職されていたとは知らなかった。九死に一生を得て津波から逃れ得たある小学生は、津波の逆流に襲われた瞬間「低学年の子供たちは何が起こったのかわからずただ呆然としていた」とテレビ取材に答えている。その後は彼自身ただひたすら、必死に、高みへ高みへと逃げ続けた結果の存命だったのである。今日取り上げたニュースは、この大川小学校で生存した教師に事情聴取したメモの原文を、教育委員会が「必要ないから」と廃棄してしまったという事件である。担当者の「詳しい発言内容は記憶にないが、大切だと思った部分は報告書に反映させた。メモはたまるだけなので、保存する理由はない」という言い分はひどい。彼の「主観」などこの際二の次なのである。彼らはいったい「千年に一度の大災害」の意味がわかっているのだろうか。事情聴取はやり直すべきだろう。*3・11に直面した際の管首相のリーダーシップも、これまで様々に取り沙汰されて来た。最終的な評価は後年に委ねるとして、現在の世論調査では70%の国民が彼の仕事ぶりには否定的である。 . . . 本文を読む
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