
↑ 写真は公式サイトの壁紙からお借りしました。
1.ラッシュアワー3
この映画のgooでの評価は66点である。
人それぞれだろうが、ではみんなどんな映画だったら100点をつけるというのだろうか。日に5本も10本も見ている本職の評論家なら何でもかんでも褒めちぎるわけにも行かないかも知れないが、素人までもが「その気になって」矢鱈こき下ろすのは、(「お前は何様のつもりだ!?」とまでは言わないまでも!)はっきり言って私の目には滑稽に映る。
だってね、原則「人は他者の厳しい批判に晒されて初めて良い仕事をする」らしいから、低い評価するのは勝手だしノー・プロブレムなんだろうけど、一方映画って大勢の人手を必要とする巨大産業としての側面もあるんだから、無意味・無内容な酷評によって傷つく人も中には当然いるからお遊びも程度問題だね。
実際「そこまで言うなら、お前作ってみろよ!」と製作サイドから反撃されても、うちら門外漢は全く無力だもんな。
故淀川長冶さんは日曜映画劇場の上映前の解説の中でこれからやる映画を褒めちぎってみせるのが定番だったから、私などはタイトルや事前情報からあまり乗り気がしない映画までもついつい見させられてしまったものである。
「私は嫌いな人に会ったことがない」というのがヨドチョウさんの名台詞の一つだったが、あの人は個々「この映画にはどういう口上を添えたら人を惹き込むことが可能か」を熟知していた人ではないかと思う。
で、見た人全員が百点満点の評価では流石に気色悪いから私もそこまでは要求しないとしても、私が採点するならこの『ラッシュアワー3』も百点でいいのである。てか、私ってばいつから「0 or 1」のデジタル人間になってしまったんだろう?!
人間存在ってもっとファジーな筈だったんじゃないの?あちゃ。
(実は先日初めてgooの映画評論に参加して『16ブロック』に百点をつけてやった。前の人がつまらん理由から44点をつけていたのでそれに反発しただけなんだけど。あちゃ。そしたらその途端平均点が一気に2ポイント上昇した♪ぁそ。)
石原莞爾流に『最終映画』とでも呼ぼうか、『最高の映画』などはこの世に存在しないと私は思っている。だから個々の映画を採点する場合、例えば「まあまあだったら80点」とか決めてしまえばいいのかも知れないが、私は教師の立場から個々の映画に通信簿を付けるわけではないし、まして自分でつまらないと思った映画に関して何か述べる気にもならないから、見た映画は全て百点か零点かの二者択一であって一向に構わないのである。
まあ無難なところで「70点~90点」あたりを上下させてみるのも一考だが、そこで困るのは「じゃあその減点分の個体差に何か合理的根拠でもあるのか?!」などと問われても私には何一つ厳密な回答など出来ないだろうということなのである。
映画は一応『総合芸術』ということになっているからこれを『数値化』するには様々な困難があるだろうが我が『IT社会』は強くこれを要請しているかの如くである。今は改めて『言・美』が必要な時代かもしれない。
で、この映画での私のお気に入りはなんと言ってもノエミ・ルノワール(Noemie Lenoir as Genevieve)という79年生まれのおフランスの女優さんである。ポッ。ジャッキーと彼女とクリスが三人並んだ壁紙もゲットしてさっそくPCに貼ってしまった。(↑ 今日の写真参照)ポッ、ポッ。ちなみにこれまではsnoopy.comの壁紙だったのさ、ぷいぷい。
真田広之がアクションも出来る優秀な役者さんだということは私も知っているし、工藤夕貴はこの映画では単に暗殺者として便利に使われただけという印象だから個人的にはもうちょっと出番や性格設定を工夫して欲しかった。
あと、いなくなったと思うとすぐまた現れるタクシー運転手も良かったし、カンフー道場の大男も卑猥な言葉の通訳に戸惑うシスターも味があって、加えてスピーディな展開といい、軽妙な言葉遊びといい、アブナイ格闘シーンといい、「この上何を望むんだ!?」「俺は映画なんかに(!)そんなに期待してねえぞ!うちら三本で500円だもんな。ぷいぷい」と言いたいところなのである。
つまり私は66点という採点には大いに不服な人なのである。あっそ。
あとこの映画では四ヶ国語が飛び交ったというのだが、それらが全部うまく聞き取れていたらこの映画の楽しみも跳ね上がっていたことだろう。残念無念。泣。
ちなみに二ヶ国語が出来ればバイリンガル、三ヶ国語ならトリリンガルだが、それ以上堪能ならマルチリンガルと呼んでいいらしい。w
ラッシュアワー3 - goo 映画
RUSH HOUR 3公式webサイト。
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1.ラッシュアワー3
この映画のgooでの評価は66点である。
人それぞれだろうが、ではみんなどんな映画だったら100点をつけるというのだろうか。日に5本も10本も見ている本職の評論家なら何でもかんでも褒めちぎるわけにも行かないかも知れないが、素人までもが「その気になって」矢鱈こき下ろすのは、(「お前は何様のつもりだ!?」とまでは言わないまでも!)はっきり言って私の目には滑稽に映る。
だってね、原則「人は他者の厳しい批判に晒されて初めて良い仕事をする」らしいから、低い評価するのは勝手だしノー・プロブレムなんだろうけど、一方映画って大勢の人手を必要とする巨大産業としての側面もあるんだから、無意味・無内容な酷評によって傷つく人も中には当然いるからお遊びも程度問題だね。
実際「そこまで言うなら、お前作ってみろよ!」と製作サイドから反撃されても、うちら門外漢は全く無力だもんな。
故淀川長冶さんは日曜映画劇場の上映前の解説の中でこれからやる映画を褒めちぎってみせるのが定番だったから、私などはタイトルや事前情報からあまり乗り気がしない映画までもついつい見させられてしまったものである。
「私は嫌いな人に会ったことがない」というのがヨドチョウさんの名台詞の一つだったが、あの人は個々「この映画にはどういう口上を添えたら人を惹き込むことが可能か」を熟知していた人ではないかと思う。
で、見た人全員が百点満点の評価では流石に気色悪いから私もそこまでは要求しないとしても、私が採点するならこの『ラッシュアワー3』も百点でいいのである。てか、私ってばいつから「0 or 1」のデジタル人間になってしまったんだろう?!
人間存在ってもっとファジーな筈だったんじゃないの?あちゃ。
(実は先日初めてgooの映画評論に参加して『16ブロック』に百点をつけてやった。前の人がつまらん理由から44点をつけていたのでそれに反発しただけなんだけど。あちゃ。そしたらその途端平均点が一気に2ポイント上昇した♪ぁそ。)
石原莞爾流に『最終映画』とでも呼ぼうか、『最高の映画』などはこの世に存在しないと私は思っている。だから個々の映画を採点する場合、例えば「まあまあだったら80点」とか決めてしまえばいいのかも知れないが、私は教師の立場から個々の映画に通信簿を付けるわけではないし、まして自分でつまらないと思った映画に関して何か述べる気にもならないから、見た映画は全て百点か零点かの二者択一であって一向に構わないのである。
まあ無難なところで「70点~90点」あたりを上下させてみるのも一考だが、そこで困るのは「じゃあその減点分の個体差に何か合理的根拠でもあるのか?!」などと問われても私には何一つ厳密な回答など出来ないだろうということなのである。
映画は一応『総合芸術』ということになっているからこれを『数値化』するには様々な困難があるだろうが我が『IT社会』は強くこれを要請しているかの如くである。今は改めて『言・美』が必要な時代かもしれない。
で、この映画での私のお気に入りはなんと言ってもノエミ・ルノワール(Noemie Lenoir as Genevieve)という79年生まれのおフランスの女優さんである。ポッ。ジャッキーと彼女とクリスが三人並んだ壁紙もゲットしてさっそくPCに貼ってしまった。(↑ 今日の写真参照)ポッ、ポッ。ちなみにこれまではsnoopy.comの壁紙だったのさ、ぷいぷい。
真田広之がアクションも出来る優秀な役者さんだということは私も知っているし、工藤夕貴はこの映画では単に暗殺者として便利に使われただけという印象だから個人的にはもうちょっと出番や性格設定を工夫して欲しかった。
あと、いなくなったと思うとすぐまた現れるタクシー運転手も良かったし、カンフー道場の大男も卑猥な言葉の通訳に戸惑うシスターも味があって、加えてスピーディな展開といい、軽妙な言葉遊びといい、アブナイ格闘シーンといい、「この上何を望むんだ!?」「俺は映画なんかに(!)そんなに期待してねえぞ!うちら三本で500円だもんな。ぷいぷい」と言いたいところなのである。
つまり私は66点という採点には大いに不服な人なのである。あっそ。
あとこの映画では四ヶ国語が飛び交ったというのだが、それらが全部うまく聞き取れていたらこの映画の楽しみも跳ね上がっていたことだろう。残念無念。泣。
ちなみに二ヶ国語が出来ればバイリンガル、三ヶ国語ならトリリンガルだが、それ以上堪能ならマルチリンガルと呼んでいいらしい。w

RUSH HOUR 3公式webサイト。
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