地方の商工会議所に勤める中小企業診断士のブログ 「お酒と読書と、中小企業支援の話」

田舎の商工会議所が行う中小企業・小規模事業者への支援。そのリアル。息抜きに楽しむお酒と読書の話。

独占業務のあかんところ。言い過ぎ?(笑)

2023-08-11 10:00:00 | 商工会議所
インボイス制度が10月から始まります。私ももちろん反対です。法律で決まったことなので、会員事業者に準備を進めるように説明していますが、やはり止めてほしいです。
理由は単純に「仕事が増えるから」です(笑)
課税の公平性や、行政事務の効率化や、国家財政の健全性などは、私が考えることではないので😅(そもそもそれらの目的とは筋が違ってるような…)
今まで免税事業者だった方にとっては、この判断とその後の動き方次第で、事業継続に大きな影響が出てくると心配しています。


先日、化粧品販売代理店の代表に会いに行ったとき、インボイスの届け出は既に済んでいると。
あれ?こちらさんは法人だけど免税事業者で、しかも顧客は一般個人ばかりだったはず…
疑問をぶつけると、代表は「はぁ…」と頭の上にクエスチョンマークがぷかぷか。
消費税の仕組みと、どのような場合にどのような人が影響を受けるかを説明。そしたら代表は、確かに…うちにはインボイス必要ないかも…と。

顧問税理士さんには相談されましたか?
はい。かなり早い段階で、税理士さんにインボイスどうしますか?と聞かれましたので、とりあえずしますと答えましたと。

…どういうことだろう。私のインボイスの理解が間違っているのか?

お客さんに商売屋さんはいますか?
1人いますけど、その子の売上は百万にも満たないくらいで消費税申告はしてない子です。

税理士さんはインボイスが要ると?
いえ、インボイスするかしないか聞かれただけです。勢いで答えてしまったのが駄目だったのかも。


私には分からない視点があるのかもしれません。
いろんな人がいるし、いろんな考え方がありますし、いろんな顧問のしかたがあるでしょう。
でも、聞き取り、把握、確認、説明、納得、なに一つないのは…💦
すいません…愚痴ってみました(笑)