心の模様

心の中の一つ一つを整理して、いつか素敵な部屋にしてみたい。

人から借りた本

2024-12-19 | 感謝
会社の同僚に
本好きな人がいて
よく本の紹介をしあっている

私は最新の本を
図書館で借りて読み

同僚は文庫になったものを買って
きれいなブックカバーをつけて読んでいる

二人で本の話をするのは楽しい

私は図書館で借りているから
紹介するだけだけど
同僚は買っているから
「これ読んで」と
直接渡してくれる

図書館で借りていられる期限は
2週間もあるけど
もちろん同僚は
いつ返してくれてもいいって
言ってくれるけど

同僚の本はすぐに読んて
返さないといけないという
何か義務的なものを感じる

他人が面白いという本が
必ずしも私にとって面白い本で
あるわけではなくて

だけど
同僚は貸した本の感想を
私に求めてる

それは共感するものだったり
こういうことが言いたいんだよね
みたいな私の発想

だから私は
一生懸命同僚から借りた本を読み
一生懸命"私の言葉"を考える

それは毎日の私のやりたいことリストを
後へ後へと追いやって
仕事のような焦燥感を感じさせる

なんて考えていたけれど
今日読んだ同僚から借りた本は
とても私の興味を引く
面白い本だった

自分では選ばないような本を
借りるのもやっぱり
いいものだななんて

すぐに考えを撤回する
単純な私がいた


グルテン

2024-12-17 | 日常
グルテンフリー
グルテンフリー

アレルギー
あるわけじゃないし
体調不良を感じることもなく
ダイエットもしていない

だから何も気にしなくていい
と思うのだけど

流行り言葉は気になるらしい

パン屋に行く回数は
随分減ったし

小麦粉を使わずに
米粉を使うようになっている

スーパーで
米粉のホットケーキミックスを見つけて
迷わずカゴに放り込んでたし

今私の心はグルテンに占領されている
グルテングルテングルテン

私の体は
きっとグルテンに負けない

だけど
心がグルテンに
ずっと惑わされている


きっと気のせい

2024-12-16 | 不思議
料理好きというのとは
少し違う気がする

料理動画を見るのが好きで
これ作ってみたいが
いっぱいあって

どんどんどんどん
いろんなものを作りまくる

当然
すべて食べられる訳もなく
お弁当に入れられるように
小分けにして冷凍する

一週間分くらい
朝お弁当を作らなくて
よくなるわけだけど

毎日同じお弁当というのは
どうなの?

そしてああそうかと気づく

もっともっといろんな種類を
たくさん作ればいいんだって

そしたら今日はこれとこれとこれで
明日はあれとそれとそっちのとって

だから私は
せっせと作って
どんどん余る

うんうんと
とても満足するけど

あれ?
なんかなにかが
違うような

何となくおかしいような
気がするのは

なぜだろう

いつからかアウトドア派

2024-10-28 | 現在
ほんの数年前までは
自分はインドア派だと思ってた
家で料理したり本読んだりしてるのが
好きだから

でもここ数年は
一人でいろんなところへ出かけるのが
大好きになっている

休日なのに早起きして
朝ごはんも食べずに車に乗り込み
ナビとにらめっこして
どの道を走るか決める

目的地までの道のりにある
コンビニのコーヒーや
スタバのドライブスルー

ウキウキわくわくが止まらない

人気のパン屋さんを調べて
ハードパンを買いすぎて

車の中でかぶりつく

これを楽しいと思うようになったら
何も予定のない休日が

確かに身体は休まるけど
何ともいえない気持ちになる

気分を上げようと
コンビニのコーヒーを買っても
スタバのドライブスルーで注文しても

高揚感はないし
いつものようにおいしくない

ああそうかと気が付く
寂しいんだ

周りに人はいても
誰とも心が繋がっていないような

誰かと笑いながらも
孤独感をずっと抱えている

だから
そんなことを
考えなくていいように

私は疲れ切るような好きなことを
見つけて

疲れきるまで
追いかけ出したのかもしれない

暑さにも勝つ

2024-08-03 | 願い
車を降りた途端
熱風に煽られた


急に息苦しくなって
胸が上下に激しく動くし
目も何だか開けにくい


すごい暑さだ


グランドは焼け付くように
ゆらゆらと熱い空気が波打っている


その中では
暑さなど何でもないという顔をした選手たちの
熱闘が繰り広げられている


私は呼吸の荒さを感じながら
何とか観覧席にたどり着く


吸って吐いてを繰り返し
落ち着くと


ようやく熱いながらも
吹いている風を感じられるようになる


少しの時間だからと
車に飲み物を置いてきてしまったことが悔やまれた


今立ち上がれば
この席にもう座れないかもしれない


心なしか少し頭痛がする気もする


全身から水分が
少しずつ抜けていくのを感じながら
じっとして願う


今日こそは今日こそは今日こそは


みなの心が叫んでる


熱い思いを感じていたら
いつのまにか
暑さを感じなくなっていた