心の模様

心の中の一つ一つを整理して、いつか素敵な部屋にしてみたい。

超イケメンはすごい

2021-05-08 | 日常
車の定期点検に
車屋さんに来た

営業さんと少し話して
雑誌を見ていると
若い整備士さんが
頭を下げながらやってきた

近くでその人を見て
目が離せなくなった

見たこともないような超イケメン
だったから

超イケメンのお兄さんが
私のそばで跪いて
「・・・はどうですか?」
と私を見上げながら
何回か聞いていた

そしてさわやかな笑顔で
「ありがとうございます」と言い
去っていった

しばらくすると
あの超イケメンが
今度は私の席の前に座り
点検内容を説明しだした

超イケメンが私を見つめる
私は超イケメンに見惚れてる

なぜか私は
無性に笑えてきた
それから笑っている自分にも
笑えてきて

マスクしててよかったっと思ったが
超イケメンも笑っていたから
気づかれたかもしれない

説明は全く聞いていなかったけど
ほどなくして
超イケメンにお金を請求された

そういえばさっき
何かわからないけど
いろいろ勧められて
お願いしますって
言ったことを思い出した

いつもなら
「必要ないかな」って
スルーしてしまっていたのに

超イケメンってすごい
私のために(正確には仕事のためだけど)
動いてくれるなんて
いくらお金出してもいいかも
って思えてくる

帰りの車の中
超イケメンの美しい顔と目が
私に向けられていたことを
何度も思い出して

何だかとてもとても
楽しい気分になった

心の向き

2021-05-05 | 願い
職場の女性と
死ぬならどういう死に方が
いいだろうかと話したことがある

その時彼女は
夫には愛想をつかしていて
子供も大きくなり
自分を必要としなくなっていて

もういいかなって
生きてる意味がないような
そんな気持ちだったよう

雪の中での凍死が
一番きれいで手間も最小限で
すむんじゃないかって
そんな結論になって

眠るようにして
死ぬのなら
怖くないかもしれない
なるほどって思った

そんな彼女が
乳がんを患うことになって

その事実を聞いたのは
手術も終わったころだったのだけど

職場に復帰して話したとき
「死にたくない」と思ったのって
彼女は言った

夫も心配してくれて
あれやこれやといろいろしてくれたって
夫がいてくれて良かったって
思えたと

病気する前より
穏やかに幸せそうに笑っていた

ふと昔読んだ本を思い出した
死にたいと思って死ぬのは不幸な死で
死にたくないと思いなからの
自然な死が幸せな死なんだみたいな
確かそんな内容

彼女のこんな幸福でない出来事も
心の向きを変えるためには
もしかしたら必要なことだったのかもとさえ
思えてくる

心の向き

ただ何となく生きてる
なんて平気で言ってしまえる
心の向きを

生きたいと
この世に執着する心の向きに

義務でなく
何もなくても
変えていくことが

今の私には
きっと大切で必要なこと